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ハーブがいっぱい!カルタジローネのレストランにて
<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.113>
このシチリアの旅の最後の昼食。
カルタジローネ(Caltagirone)のレストランで、美味しい料理を頂いた後に、コーヒーを待っている間に、スタッフさんが、レストランで使っている
貴重なハーブ類を、見せて下さいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1638071582690-vNpTnbG6il.png?width=800)
ハーブ類(右から、時計回りに)
ローズマリー、ネピテッラ、レモンタイム(中央)、タイム
ローズマリーは、香ってみると、馴染みにある香りと少し違っていて、土壌の違いでしょうか。
日本では、あまり市販されていない ネピテッラ(nepitella)もありました。
トスカーナ州では「野生ミント(menta selvatica)」とも呼ばれていて、
清涼感ある香りが、私は、とっても好き。
特に、きのこ料理と相性抜群で、ポルチーニ茸料理には、欠かせないと言って良いほど、よく使うハーブです。
そして、とても気になったのが レモンタイム(Timolimone)。
その名の通り、レモンの香りがするタイムで、とても重宝するハーブで、
タイムと使い分けているそうです。
ハーブのお話を聞いていたら、コーヒーが運ばれてきました。
そして、一緒に、なんと、6種類のお砂糖も。
![](https://assets.st-note.com/img/1632118901281-qAv1S4DuTB.jpg?width=800)
砂糖プレート(左上から)
キビ砂糖(Canna)、カンボジア産 パームシュガー(Palma Cambogiana)
ケベック産 メイプルシュガー(Québec)、
上白糖(Semolato)、ビターシュガー(Amaro)、
カナリア諸島産 黒砂糖(Mascobado Canarie)
特注で、作ってもらったシュガーポットのセットだそうです。
さすが、陶器の街・カルタジローネ。
見てるだけでも、ワクワク、嬉しくなっちゃいますよね。
説明のために、ひとつずつ蓋を開けてくれたのですが、ひとつ、砂糖が入っていないポットもあって。
![](https://assets.st-note.com/img/1632118919085-yqsLeC6eJ4.jpg?width=800)
スタッフさん「Oh~、Scusi~。(わぁ~、申し訳ない…)」。
これも、ご愛嬌。
私「大丈夫、大丈夫」っと、一緒に、笑顔になっていました。
最後の最後まで、和やかで、ほっこり。
シチリアの旅、最後の食事、本当に充実の、そして優しいひと時でした。
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