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初めてのトレント料理を味わう
<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.101>
トレンティーノ・アルト・アディジェ(Trentino-Alto-Adige)の
州都・トレント(Trento)。
レストラン情報を持っていなかったので、自分の勘を信じて、店内の様子をちょこと覗いてみたり、レストランの前に出ているメニューと睨めっこしたりして、歩きまわること30分。
よし!ここ!っと思って、あるレストランに入店しました。
昼食時間、真っ只中のわりには、空席が目立つ感じで、う~ん、大丈夫かな?
でも、せっかく入ったお店、これもご縁です。
スタッフさんお勧めの料理を食べましょう!と、注文しました。
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(Pappardelle con selvaggiana mista)
野鳥やイノシシなど、ジビエ肉のミートソースを絡めたパッパルデッレ(太麺パスタ)。
これが、残念ながら、油っこくて、美味しくなかったのです。
余分な油で、パスタが、ごわごわっ、くっ付いて、塊になっている感じ。
イタリアで、こんなパスタを食べるのは、2回目。
はぁぁ……と、やはり、ハズレだったかなと、ため息をつきながら、
メイン料理を頂きます。
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(Soffritto di carne di manzo con verdure)
これが、予想以上に美味しくて、おーーー!!
肉の焼き加減、野菜とのバランスも良く、そしてふわっと香るクミンがアクセントになって、美味しい。
パスタ担当、メイン担当のコックさんが違うのかな?
さっきの " パスタショック !"から、立ち直りました。
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(Strudel)
ドロミテでも食べた、オーストリア菓子・ストゥルーデル。
りんごが入ったパイに、カスタードクリームを付けて食べると、ボリュームたっぷり!
これは、カロリー高いぞと、ドキドキしながらも、美味しくて、完食 。
良かった、良かった。
イタリアのレストランでは、ミネラル・ウォーターが出てきますが、これも地域性があり、面白いのですよね。
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このボトルのミネラルウォーターは、初めて。
イタリアは、硬水が主流です。
でも、北イタリアでは、よりミネラル分を感じるものが多かったです。
ガスなし水でも、微炭酸を感じたり。
アルプスの雪解け水なども、関係があるのかもしれませんね。
ふと、中庭を見ると、紫陽花が咲いていました。
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(Ortensia rossa)
イタリアで見るのは、初めてです。
ドロミテでも、菖蒲の花を見ましたが、「和花」と思っていたものが、
イタリアで根付き、こんなに美しく咲いているのを見ると嬉しくなります。
見惚れてしまいました。
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