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まぐろの白子、発見!トラーパニの青空市場にて

<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.48>

シチリア島・西端部の港町トラーパニ(Trapani)滞在・4日目。
この日は、列車で、マルサラ酒の故郷・マルサラ(Marsala)へ向かいます。

まずは、トラーパニ港近くで、青空市が開かれていると聞き、
朝一番に、足を運びました。

市場に向かっていると、遠くに、三つ編みのようなものが見えてきました。
近くまでやってきて、成程!
にんにくでした!

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縄で、編み込みされていて、ステンレスの物干しに掛けられていました。
「にんにく1個」ではなく、「にんにく1束」で売られていて、
このまま、お家でも飾りながら(干しながら)、使っていくのでしょうね。
キッチンに、この「にんにく1束」が飾られているイメージをすると、それも、なかなか、お洒落です。

こちらも、大量、花のように束にされたドライオレガノです。

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オレガノも、ドライフラワーのようにお家で飾りながら、使っていくのですよね。
シチリアは、オレガノをよく使うので、他の町でも、束になったドライオレガノは、何度も見かけました。

そういえば、タオルミーナで料理を教えて下さったアンナさんのお家でも
飾ってありました。


他にも、美味しそうな野菜類も売られています。

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白くて長いズッキーニ。
長いものだと、30~40cmのものもありました。
立派、立派!

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「スイカ(Cocomero)、どう?」

「写真を撮ってもいいですか?」と、お声がけをしたら、ポーズまでとってくれたご主人。
大好きなスイカ、旅先でなかったら、絶対、買っていました。

ここからが、魚市場。
平日の、朝9時前でも、賑わっています。

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魚も、海老の種類も多くて、ちょっと、テンションが上がってしまいます。

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このオレンジピンク色の魚は、ヒメジ似の魚・トゥリッリア(Triglia)。
私も大好きな白身魚です。
トスカーナ州でも、よく食べられている魚で、レストランでも、よく使っていました。

そして、「君、日本人?」と声をかけて下さったのが、こちらのご主人。

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私「はい、そうです」と、返事をしたら、
ご主人「まぐろ、あるよ。日本人好きでしょ。」っと。

まぐろ(Tonno)に、かじきまぐろ(Pesce spada)と、まぐろが一杯です!
まぐろ専門のようで、「こんなんも、あるよ」と見せてくれたのが、
こちらです。

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まぐろの白子(Latte di tonno)

お~、白子です。
白子も、私、大好きです。

ご主人「フリットにしても、ソテーしても美味しいよ。」
うん、絶対美味しいですよね。
さっと茹でて、ポン酢和えても良いよね…等と、まぐろの白子を凝視しながら、色々、脳内で「料理」をしていました。

あ、食べたい…。

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