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夕陽に照らさたトラブーコ☆光り輝く幻想的な空気に包まれて…

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.46>

美しい夕景を見ながら、トレミティ諸島から、テルモリ(Termoli)に帰港。
港に降り立つと、何とも言えない、幻想的な雰囲気に遭遇しました。

夕焼けが、海を照らし、初めは、茜色、黄金色に包まれていたのですが、
それが、だんだんと銀色に変わり、目が眩むほどに輝きだしました。

まるで、銀色の衣に包まれているような不思議な感覚。
私は、今、どこにいるの?っと、分からなくなるような錯覚に陥りました。

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吊り網漁の小屋・トラブーコ(Trabuco)も、夕日に照らされ、
空も、海も、銀色に輝いています。

夕方6時を回っていたのですが、まだ、小屋で、仕事をされている漁師さんもいらっしゃいました。

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光り輝く海に浮かぶトラブーコ
(Trabuco che galleggia nel mare splendente)

いつもなら、海の向こうに、はっきり見えている水平線も、
海が光り輝き、見えなくなっています。
このトラブーコが、光の中に、ぽつりと浮かんでいるようでした。

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段々と陽が落ちていくにつれて、青い空が、そして、やわらかい色の彩雲も見えていました。

ほんの、4~5分の事だったのですが、私自身も、光輝く空間に包まれている、幻想的な瞬間、不思議な感覚。
こんな事って、あるのですね。

そして、翌日。
昨夕の、光り輝く景色とは、また違い、眩しいほどの碧い海、青い空を見ることが出来ました。

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トラブーコの先、竿の網が、海から上がっています。
今日は、吊り網漁をしているようです。

この日は、テルモリ滞在最終日。
テルモリの街、そして海を満喫します。

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