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風が吹き抜ける、小さな、小さな、教会
<イタリア旅行記(2009年夏・サルデーニャ島&ローマ)no.45>
タロッス遺跡を満喫した後、帰りのバスを待っている時に、小さな、小さな教会を見つけました。
サン・ジョバンニ・シニス教会(Chiesa di San Giovanni di Sinis)
光が差し込んでいる場所を見て頂くと分かるのですが、なんと窓がないんですよ。
そこから入ってきたのでしょう、壁には、鳩が留まっていたりして。
もちろん、現在も使われています。
教会の扉には、こんな張り紙もありました。
パレオクリスティアーナ教会(Chiesa Paleocristiana)
「初期キリスト教の教会」と書いてあります。
6世紀後半、ビザンティン時代に造られ、その時の形のまま存在している、
サルデーニャ島内でも、最古の教会のひとつ、だそうです。
これも、ひとつの芸術・アート。
味わいが、あり過ぎます。
イタリアの町には、必ず、ひとつはある教会。
ヴェネツィアのサンマルコ寺院や、フォレンツェのドゥオーモのような大きい教会もあれば、このような小さな、小さな教会もあります。
旅をして、足を運ぶからこそ、巡り合える場所ですよね。
この、小さな、小さな教会に、感動してしまいました。
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