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カラブリアの赤唐辛子

<イタリア旅行記(2007年秋・シチリア東部&カラブリア)no.31>

カラブリア州の小さな港町・ヴィッボ・マリーナ(Vibo marina)。
歩いていると、色鮮やかな野菜が置いてある八百屋さんを発見!
面白そうな食材はないかな…と、お店の人に声をかけてみました。

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八百屋さん(Frutti e verduri)

「これ、何だと思う?」と、お店の人が指差したものは、こちら!

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赤い実(Frutti rossi)

う~ん、これは…香りからして、もしや?
お店の人「さくらんぼだよ~、ひとつ、かじってみる?(顔がニヤニヤ)」
私「…(‐_‐)…疑いの目…」。

ツーンとした、刺激ある香り。
きっと、これは、噂のカラブリアの唐辛子(peperoncini calabresi)だ。

もし、気が付かなかったら、きっと「わ~い、さくらんぼ!」っと、
ひと口かじっていた私。
ふうぅ~、危ないところです。💦

お店の人も、私が「唐辛子」と分ったのを見て、なんだか残念そう。
おいおい…。

カラブリアには、まん丸の赤唐辛子(写真)があります。
半生のようなもので、実の部分もあり、冷凍保存も出来るそうです。
使う分だけ解凍し、ちょっとずつ削り、お料理に入れたり、パンに塗ったり。

カラブリア料理(la cucina calabrese)では、赤唐辛子をよく使う伝統料理も多く、この日の夜に、アレッサンドラさんから教わった伝統料理でも、
その、赤唐辛子たっぷりの「カラブリア料理の洗礼」を、受けた私でした。

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