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伊映画「ライフ・イズ・ビューティフル」の舞台・アレッツォへ

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.48>

パリオの翌日は、シエナ(Siena)を離れて、同じトスカーナ州にあるアレッツォ(Arezzo)へ…。
プルマン(長距離バス)で、シエナから、1時間半程で到着です。

バスを降りると、すぐ、大きな広場がありました。

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グイド・モナコ広場
(Piazza Guido Monaco)

広場の名前にもなっている、グイード・モナコ氏(Guido Monaco)
11世紀前半に活躍をした音楽教師です。
アレッツォに住んでいる時に、現在、用いられる楽譜記譜法(ドレミファ…の音符表記)の原型を考案したといわれていて、別名、グイード・ダレッツォ(Guido d'Arezzo)
「アレッツォのグイード氏」とも、呼ばれています。

音楽に詳しい方は、このお名前をご存知なのではないでしょうか。
街の入口に、堂々と立つ、その姿は、存在感があり、なかなかの迫力です。

アレッツォは、毎月・第1土曜、日曜日に開催される「骨董市」が有名です。
丁度、その日に訪れたので、この広場・奥の道から、既にテントが並んでいました。

そして、アレッツォと言えば、もうひとつ。
イタリア映画「ライフ・イズ・ビューティフル(La Vita e` Bella)」の舞台。

20年程前に上映され、日本でも、一世を風靡した映画です。
私も、涙を流しながら、何度も、鑑賞しました。
その撮影地でもあり、一度、訪れてみたかった街でもあります。

まずは、主人公親子が自転車で駆け下りてくる、あの有名なシーンを撮った
グランデ広場(Piazza Grande)へ。

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グランデ広場を目指して坂道を上がっていくと、興味深く、面白そうなものが、沢山置いてあり、あちらこちらと、寄り道をしてしまって、なかなか前へ進みません。

でも、こういう街歩きも、わくわく楽しくて、ちょっと嬉しい時間です。

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そして、こんな可愛らしい豚さんの暖炉?(たぶん?)も見つけてしまって、
なんか、ほっこりしてしまいました。
一目惚れして、購入する人もいるのでしょうね。

やっと、グランデ広場に到着です。
でも、ここも、やはり、骨董市テントで埋まってました。

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グランデ広場
(Piazza Grande)

映画でのイメージを、しっかり見れなくて、残念…。
でも、広場の横に、「ここで撮影しましたよ!」という案内表示があり、
映画のシーンの写真と共に、説明書きがありました。

もう少し静かで、映画を彷彿させる広場をイメージしていたのですが…。
まあ、この賑やかさも、この骨董市の日ならでは。
良しとしましょう!

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