【レストラン情報】パレルモでの昼食②郷土料理を堪能したのですが…
<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.19>
パレルモ滞在2日目の昼食。
モンレアーレ(Monreale)の大聖堂を見学後、チェックしていたレストランが夏休みの長期休暇に入っていて、閉まっていて残念。
仕方なく、パレルモに戻り、昼食を取りました。
今思えば、この辺りから、このシチリア横断の旅の歯車が、少しずつ噛み合わなくなっていったのですよね。
さて、その昼食。
パレルモ郷土料理店で、食べる事にしました。
まずは、お通し(?)。
グラスワインをお願いしたら、グリーンオリーブとパンが運ばれてきました。
オリーブの実は、白ワインが進んでしまいますよね。
オリーブの実をかじりながら待っていると、前菜が運ばれてきました。
シチリアならではの前菜・パネッレです。
ひよこ豆粉から作った生地を揚げたもの。
スナック感覚で、こちらも、白ワインと相性抜群です。
スパゲティ―は、こちら。
日本人には馴染みのあるウニですが、イタリアでは、食べられている地域が限られています。
シチリア州、カラブリア州などの海側地域で食べられていますが、
トスカーナ州や、北イタリアでは、あまり目にしない食材です。
実際に、トスカーナに住んでいた時は、一度も、見ることも、食べることもありませんでした。
メニューにあったら、是非!と思っていたので、食べることができ嬉しかったです。
メインも、引き続き、お魚料理で。
「インボルティーニ」は、グルグル巻いたお料理の事。
肉巻き料理や、春巻き、もしかしたら、太巻き寿司も「インボルティーニ」になるかもしれませんね。
こちらは、味付けパン粉を、カジキマグロでグルグル巻いたもの。
焼いてから、トマトで煮込んでます。
シチリア定番のお料理で、安定・安心感のある味わいです。
どのお料理も、とても美味しかったのですが、残念だったのが、
どれも、少し油臭さを感じた事。
もともと、パレルモ料理は、ストリートフードから派生した揚げ物や、
油をたっぷり使ったお料理も多く、シチリア料理の中でも、少し重く、お腹溜まるイメージです。
それに加え、今回は使用油そのものが、古かったようで、かなり、ヘビーでした。
こういう事もあるよねと思っていたのですが、これが、この後、大変な事になるのです。
そのお話は、次回に。
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