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イスキア島ワイナリー「カーザ・ダンブラ」訪問➀ イスキア人の優しさに触れて

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.68>

イスキア島滞在・最終日。
この島滞在の最大の目的、ワイナリー「カーザ・ダンブラ(Casa d’Ambra)」訪問です。

イスキア島は、古代ギリシア、古代ローマ時代から地中海のワイン産地として知られています。

島を代表するワイナリーとして、国内外で広く認知されている「カーサ ・ダンブラ」は、1888年の創業。
130年以上、島の土着品種を守り続け、素晴しいワインを造り続けています。

日本にも、輸入されています。
そのプロモーションで、神戸に来られていた広報マネージャーさんと、
お話をする機会があり、このワイナリー訪問に繋がりました。

イスキア島の南西部に位置しているので、東に位置する滞在ホテルからは、
ほぼ、島の反対側。

バスで揺られる事、1時間。
くねくね道が続き、フラフラになりながら、最寄りのバス停で降車。
そこから、歩いて向かいました。

まだ、スマートフォンや、タブレットを持っていない頃。
地図も持っておらず、バス停近くにいた男性に、ワイナリーまでの道を聞いたら…。

「ここから、歩くの?」
「はい」
「無理、無理、バイクで送ってあげるよ」
「えっ、それは、申し訳ないので…」
「はい、乗って!」

有無を言わせない早業で、ポン!っと、ヘルメットを被らされ、バイクの後ろへ。

これ、本当に、ワイナリーに連れて行ってくれる?
大丈夫だよね??

そんなことを思いながら、不安になりながら、バイクでGO!
5分程で(バス停から2Km程?)、ワイナリーに到着しました。

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ワイナリー カーザ・ダンブラ
(Azienda vinicola Casa d’Ambra)

運転していた方が、中に入っていかれ、ひと声かけて下さり、
神戸でお会いした広報マネージャーさんが、出て来られました。

「彼、友達なのよ。連れて来てくれて、ありがとう!」と、マネージャーさん。

広大なブドウ畑を保有し、長い歴史を持つカーザ・ダンブラ社。
この地区居住の方々のほとんどは、なにかしら、仕事との繋がりがあり
皆、顔見知り、お友達だそうで、今回のようなことは、日常茶飯事とのこと。

そうなんだ…、ありがとうございました。
少しでも疑った自分に、反省です。

「遠い日本から、ようこそ!」と、笑顔で迎えて下さいました。

さあ、ワイナリー見学スタートです。

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【ワイナリー情報】

☆カーザ・ダンブラ(Casa D'Ambra)


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