リオ・マッジョーレは、まるで巨大迷路
<イタリア旅行記(2007年春・リグーリア&ミラノ)no.22>
リオ・マッジョーレ(Rio Maggiore)の高台より、中心街に向って下りていくと、突然、道がなくなり住宅地に突入。
「ここは、私有地? 入って行っても、良いのかな?町に出れるのかな?」と、立ち止まって考えていると、日焼けをした海の男らしき地元のお兄ちゃん達(もちろん、イタリア人)が、
「大丈夫!大丈夫!このまま下りていったら、良いんだよ」と、声をかけてくれました。
看板に「←中心街(Centro paese)」と書いてあるし、こういう小路が大好きな私は、テンションも上がってるし。
よし、下りてみよう!
お兄ちゃん達のアドバイスは「Sempre giu`!(とにかく、下がる!)」。
その通りに、この迷路のような小路をひたすら、下がる、そして、下がる。しばらく、巨大迷路をお楽しみ下さい。
人ひとり通れるかどうかの道にも、ちゃんと名前がついています。
その名も「Vicolo Sorchetto」(ソルケット小路)。
道なりに進んでいっても、微妙に登っている道もあったり。
迷路に入って10分程、どこかで、曲がるところ間違えたかな??っと、段々、不安になってきた時に、目の前がパッと明るくなって、街のメイン・ストリートに出ました!
私が出てきた場所は、ここの出口(↑)。
分りますか?
ちょうど、男性が、出てきたところです。
お~、すごい…。
この階段の出入口、知らなかったら、素通りしてしまいますよね。
リオ・マッジョーレの町中で、巨大迷路に出会って、興奮冷めやまず。
不思議な感動が残りました。
ここから入って、反対を向いて高台を目指したら、きっと、迷うだろうな。
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