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【レストラン情報】キャンティでの昼食③

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.64>

キャンティでの最後の昼食。
この日は、事前チェックはせずに、グレーヴェ村を歩いていて、ちょっと気になっていたお店で頂くことに。

白を基調とした店内は、明るく、心地良い空間です。
メニューを見ると、大好きなトスカーナ郷土料理が、ずらっと並んでいます。
う~ん、迷います!

でも、やっぱり、これだ!っと、まずは、コテコテのトスカーナ料理を頂きました。

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リッボリータ
(Ribollita)

たっぷりの野菜&豆で、ことこと煮込んだスープに、パンを入れて、
再び煮込んだ、まさにトスカーナ家庭料理の代表格。

その名の通り、「Ri-bollita(再び - 煮込んだ)」
パンの再利用料理は、トスカーナ郷土料理の真骨頂のひとつです。
胃腸もお疲れ気味、野菜を欲していたので、嬉しい一皿です。

このリッボリータ。
めちゃくちゃ、本当に、めちゃくちゃ、美味しかったんです!
「滋味(じみ)深い」料理とは、このこと。

食べきれるかな…と、思うほどのボリュームだったのに、ひと口、ひと口が、疲れた身体に、胃腸に、染み入ってくる味わいで、笑顔で完食。
あまりの美味しさに、その旨を、お店のスタッフにお伝えしたら、こちらのレストラン、家族経営で、なんと、厨房で腕を振るうのは、おばあちゃま。

この、リッボリータは、ご家族でもよく食べられる、マンマの、マンマ。
おばあちゃまの味だったんですね。
納得、美味しいわけです。

そして、やっぱりお肉が食べたくなって…。

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牛肉のタリアータ・キャンティ風
(Tagliata di Manzo al chianti)

お肉の焼き加減も、抜群!
キャンティ産赤ワインで作るソースで、美味しく頂きました。

グレーヴェ・イン・キャンティ(Greve in Chianti)の村の中だけでの滞在でしたが、ワイン&お料理&景色を、満喫。
大満足の滞在でした。

さあ、今回の旅の最終地・フィレンツェ(Firenze)に向かいましょう!

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