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パレルモ歴史地区 ☆ クワットロ・カンティ & プレトーリア広場
<イタリア旅行記(2013年 シチリア横断)no.7>
シチリアの州都・パレルモ(Palermo)。
この街の臍(へそ)と呼ばれている歴史地区があります。
クワットロ・カンティ(Quattro Canti)。
車の往来が多い交差点でもあります。
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四つ角にある建物は、17世紀初頭のバロック様式で、
それぞれの1階には「四季(春夏秋冬)」を表現した彫刻の泉、
2階は支配者・歴代のスペイン王の彫刻が、そして3階には、パレルモの守護聖人の彫刻群が見守っています。
現代の日常に、馴染み過ぎている、そんなところも、とてもパレルモらしい空間です。
そして、街の中心にあるプレトーリア広場(Piazza Pretoria)。
こちらも、見ておきたい空間です。
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![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/54506820/picture_pc_39a85d10c53ce324c8bcf24898db28ff.jpg?width=800)
異国情緒溢れるパレルモの街中では、私自身、少し違和感を覚えた噴水彫刻です。
16世紀、ナポリの総督が、元々は、フィレンツェの別邸に置くため、フィレンツェ出身の彫刻家に発注したものだそうです。
総督の死後、パレルモ市へ売却され、この広場に設置されたとのこと。
確かに、フィレンツェ・ルネッサンスの香りがプンプンします。
シチリアの州都パレルモで、こうやって見れるのも、興味深いですね。
世界的文化遺産が、当たり前のように日常に溶け込んでいるのも、
パレルモの、そして、イタリアの魅力でもあります。
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