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イスキア島での夕食 ☆ ナポリ湾ならではの郷土料理を堪能しました

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.52>

イスキア島での、初めての夕食。
ホテルのレストランで、たっぷりと、この地域ならではの食材、お料理を頂きました。

まずは、前菜から。

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野菜のグリルと水牛のモッツァレッラチーズ
(Griglia di verduri misti con Mozzarella di Bufala )

イタリアを旅していると、無性に、野菜が食べたくなる時があります。
サラダを欲する時もあるのですが、この時は、焼き野菜が食べたくなり、
注文しました。

そして、南イタリアに来たら、絶対に食べたい水牛のモッツァレラチーズ。
日本でも、食べられるようになりましたが、やはり、チーズは生もの。
現地で、出来たてのモッツァレッラチーズは、濃厚さ、滑らかさが違います。

調味料は、ピリッと刺激のある美味しいオリーブオイルと、バルサミコ酢、そして、塩。
ただ、それだけでも、美味、美味、美味。

メインは、うさぎ料理です。

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イスキア風ウサギの煮込み・茄子のソテーを添えて
(Coniglio all'Ischia con melanzane saltate)

イスキア名物ウサギ料理です。
イスキア島では、結婚式や、宗教行事の時に、ウサギを食べる慣習があり、島内に、いくつもの、うさぎ用洞穴が存在。
特別に、食用・穴ウサギを育てているという話を聞いたことがありました。

スタッフの方に聞いてみると、「Si!(そうです!)」
「イスキア島の穴ウサギは、身も引き締まっていて、臭みもなく、本当に、美味しいのですよ。」と。

食べないわけにはいけません。
白ワインとトマトで煮込んあり、美味しかったです。

最後は、デザート。
カプリ島の名前がついたチョコレートケーキです。

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トルタ・カップレーゼ
(Torta Caprese)

カプリ島(Isola Capri)発祥の、小麦粉不使用のチョコレートケーキ。
代わりに、アーモンド粉や、くるみの粉を入れるのですが、
ぎゅっと詰まった仕上がりになり、濃厚な味わいが特徴です。

ホイップクリームベリー類と一緒に、美味しく頂きました。

最後に、「サービスです」と、持って来て下さったのが、こちら。

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リモンチェッロ(Limoncello)

レモンの皮を漬け込み、シロップで割った甘いリキュールで、
レモンの名産地・アマルフィ海岸沿いでも、多く造られています。

ナポリのお土産、カプリ島のお土産等で、貰った方もいらっしゃるのではないでしょうか。

イタリア料理は、和食のように、砂糖をあまりお料理に使いません。
(シチリア料理では、使う事もあります)

その為、食後、消化を促すために、甘いデザートやフルーツ、食後酒を口にすることが多いです。
リモンチェッロも然り。

最後まで、美味しく、郷土の味を堪能しました。

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