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イタリア旅行記(中部)

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トスカーナ州、ウンブリア州、マルケ州、ラッツォ州。 現地を歩いて、見て、食べて。 一緒に、旅するように読んで頂けると嬉しいです!
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#トスカーナ州

最後は、シエナのシンボル・カンポ広場&マンジャの塔へ

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.51> トスカーナ州の古都・シエナ(Siena)で、懐かしいエンツォの料理を食べた後は、シエナのシンボルでもある、カンポ広場(Piazza del Campo)へ。 ここも、懐かしい想い出の場所です。 カンポ広場&マンジャの塔 (Piazza del Campo & Torre del Mangia) 働いていたレストランの目の前の道を、真っ直ぐ歩くと着く、カンポ広場。 昼営業の後、休憩が1時間を切る時は、外の空気を吸うた

大好きなお二人、私の人生の恩人です

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.50:番外編> トスカーナ州の古都・シエナ(Siena)のレストラン「リストランテ・ダ・エンツォ(Ristorante da ENZO)」。 イタリア料理修行のスタートの場所で、私の原点でもあります。 オーナーシェフのエンツォ氏、そして奥さまのソニアは、 私のイタリアのお兄さんと、お姉さん。 (「お父さん」と呼ぶと、私は、そんな年上じゃない!と怒るエンツォ…) 2000年になるミレニアムを挟んで半年程(1999年秋~2000

私の原点・リストランテ・ダ・エンツォでの昼食(シエナ)

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.49> 私のイタリアの故郷・トスカーナ州のシエナ(Siena)。 働いていた「リストランテ・ダ・エンツォ(Ristorante da ENZO a Siena)」で、昼食を頂きます。 レストランの奥、賄いでも使っているたテーブルに座らせて頂きました。 懐かしいな…。 まず、山盛りのパンが運ばれてきました。 自家製パン・色々 (Pane vari fatto in casa) オーナーシェフのエンツォ氏は、初めピッツェリア

私の青春☆懐かしいシエナの街

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.48> トスカーナ州のちょうど真ん中に位置する古都・シエナ(Siena)。 初めて訪れたのは、1999年の9月。 2ヶ月程、シエナ郊外の料理学校での研修準備を終えて、ご縁があって シエナのレストラン「Ristorante da ENZO」に入店。 シエナで暮らしていたのは、一年弱でしたが、やはり、今でも、私のイタリアの故郷は、と聞かれたら、「シエナです」と答えます。 バンキ・ディ・ソプラ通り (Via Banchi di S

私の料理修行のスタートの場・リストランテ・ダ・エンツォ(シエナ)

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.47> フィレンツェ(Firenze)から、バスに乗って、シエナ(Siena)へ。 時間通り、バス停留所があるアントニオ・グラムシ広場(Piazza Antonio Gramsci)に到着できました。 この日は、水曜日。 広場の向かい側にある、チェザーレ・マッカーリ通り(Viale Cesare Maccari)から始まる、「水曜日の朝市(Mercato di Mercoledì)」も 開かれています。 水曜日の朝市 (Me

夜のフィレンツェで、旅を振り返る

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.70 最終回> 旅の最終地・フィレンツェ(Firenze)。 美味しい最後の晩餐を堪能し、夜のフィレンツェを歩いて帰ります。 アドリア海側からスタートして、西へと横断した「中部イタリアの旅」。 今回も、沢山の町を訪れたなっと振り返りながら、色々思い出していました。 ****************** 旅の始まりは、マルケ州(Marche)海辺の町・ファルコラーナ・マリッティア(Falconara Mar

【レストラン情報】フィレンツェで最後の晩餐

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.69> フィレンツェ(Firenze)で、この旅、最後の夕食を頂きます。 訪れたのは、有名ホテルと併設されている、あるレストラン。 実は、ここの女性シェフに、この時から約10年前の1999年、お料理を教えて頂く機会があり、彼女のお料理にすごく感動したのを覚えていて…。 奮発をして、食べに行くことにしたのです。 お店に入ると、白を基調としたスタイリッシュな内装で、天井も高く、心地の良い空間。 席に案内された

有料
100

フィレンツェ名物・モツ煮込み☆ランブレドット

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.68> フィレンツェ(Firenze)に来たら、是非、食べたいものがあります。 それは、名物パニーノ・ランブレドット(Panino con Lampredotto)。 「ランプレドット」とは、牛の第4胃袋のこと。 この部位を、香味野菜とトマト、赤ワイン、ハーブなどと一緒に作るモツ煮込みは、フィレンツェ伝統料理のひとつです。 ちなみに「トリッパ(Trippa)」は、牛の第2胃袋(ハチノス)のことで、こちらも

花の都・フィレンツェの大聖堂

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.67> 大好きな、フィレンツェ(Firenze)。 訪れたら、やっぱり、いつも最初に足を運ぶのは、こちらです。 ドォーモ(Duomo) 「サンタ・マリア・デル・フィオーレ(Santa Maria del Fiore)」、 「花の聖母大聖堂」とも、呼ばれています。 フィレンツェで最も重要で、そして、美しいゴシック建築物です。 13世紀に着工されて、今の姿に完成したのは、15世紀になってから。 何度訪れて

【ホテル情報】フィレンツェの4つ星ホテル

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.66> 最後の滞在地・大好きなフィレンツェ(Firenze)へ、バスで向かいます。 キャンティから、フィレンツェに向うバスの車窓からは、 ぶどう畑、トスカーナらしい丘陵の景色を見ることが出来ました。 やっぱり、トスカーナ好きだな…と、感じながら、バスに揺られる事1時間程。 フィレンツェに、到着です! 早速、ホテルに向かいます。 フィレンツェでの滞在は、料理修行時代からの常宿で、以前は、3つ星だったのですが

有料
100

手刺繍のワッフルタオル☆使う度に、心ときめいています。

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)番外編> トスカーナ州のグレーヴェ・イン・キャンティ(Greve in Chianti)で、 一目惚れして、購入してしまったキッチングッズ。 手刺繍のワッフルタオルです。 手刺繍のワッフルタオル( Asciugamano waffle ) この凹凸のあるワッフルタオルは、よく水分を吸ってくれるんですよね。 手刺繍されているのは、赤唐辛子、セージ、鶏、オリーブの木。 う〜ん、可愛いです。 教室でも、洗った野菜や

幸運を呼ぶ豚

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.65> トスカーナ州のグレーヴェ・イン・キャンティ(Greve in Chianti)で、 とっても可愛らしい絵葉書を見つけました。 幸運を呼ぶ豚 (Maiale di porta fortuna) 綱渡りをしている、ころりんとした豚くん。 この、ぽっちゃり感も、堪らなく好きです。 「sinceri auguri(心を込めて、おめでとう)」 心からのお祝いメッセージを送る葉書、お祝いカードとして使うよ

【レストラン情報】キャンティでの昼食③

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.64> キャンティでの最後の昼食。 この日は、事前チェックはせずに、グレーヴェ村を歩いていて、ちょっと気になっていたお店で頂くことに。 白を基調とした店内は、明るく、心地良い空間です。 メニューを見ると、大好きなトスカーナ郷土料理が、ずらっと並んでいます。 う~ん、迷います! でも、やっぱり、これだ!っと、まずは、コテコテのトスカーナ料理を頂きました。 リッボリータ (Ribollita) たっぷりの

有料
100

オリーブオイルの試食

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.63> トスカーナ州・グレーヴェ・イン・キャンティ(Greve in Chianti)滞在、 最終日。 この日も、村のエノテカへ。 でも、ワインの試飲じゃありません(笑)。 この日は、エノテカの一角にある、オリーブオイルを試食するために足を運びました。 トスカーナ州は、オリーブオイルの名産地でもあります。 州内の美味しいオイルを、ワイン同様、有料ですが、試食することができるのも、魅力的です。 有料で、ス