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イタリア旅行記(中部)

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トスカーナ州、ウンブリア州、マルケ州、ラッツォ州。 現地を歩いて、見て、食べて。 一緒に、旅するように読んで頂けると嬉しいです!
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2020年7月の記事一覧

シエナの起源 ☆ パリオのリハーサルを見ながら

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.45> シエナ(Siena)の夏の風物詩・競馬祭のパリオ(Pario)。 翌日の本番へのウォーミングアップの為に、軽く雰囲気を楽しんでと、 前夜のリハーサルを見に行きました。 楽しむ気持ちで、足を運んだ、カンポ広場。 ただ、このリハーサルが、予想以上に凄かったのです。 まずは、参戦する地区(コントラーダ)の行進。 地区の旗を振りながら、続々と、入場し、立ち位置や、流れを確認していきます。 中世の衣装に身

シエナの競馬祭・パリオ☆前日リハーサル

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.44> さあ、パリオの会場へ向かいましょう! この時期、イタリアに居た事は、何度もあったのですが、 旅程の関係で、シエナ(Siena)にいることができず、 実際に、この目で、パリオを見たことが無かったのですよね。 石畳の町・シエナの中心に位置するカンポ広場(Piazza del Campo)。 ここが、シエナの夏の風物詩・パリオの会場です。 マンジャの塔(Torre di Mangia)と、市役所前のあ

リストランテ・ダ・エンツォでの昼食①

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.43> シエナ(Siena )を訪れたら、必ず、ご挨拶に伺うお店があります。 私の、イタリア料理修行のスタートのレストラン「リストランテ・ダ・エンツォ(Ristorante da ENZO)」です。 2年ぶりの再会。 オーナー・シェフのエンツォ、奥様のソニア、コックのフランチェスカも笑顔で迎えて下さりました。 「何か、食べていくか?」っと聞かれて、もちろん!食べたいです! メニューは、お任せで、いつも、エ

【ホテル情報】シエナの二つ星ホテル

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.42> トスカーナ州にある中世の都・シエナ(Siena)は、人気観光地のひとつ。 多くのホテルがありますが、やはり競馬祭・パリオの前後日は、ホテルが取りにくくなり、また同じ部屋でも、料金がぐっと上がります。 (通常料金 + 20~30€ /一泊) 今回も、ことごとく、予約メールを送ったホテルから、「満室です」のお返事。 やむを得ず、二つ星、一つ星のホテルを、手あたり次第、空室確認のメールを送ったら、いくつか

有料
100

シエナの競馬祭☆パリオ

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.42> ウンヴリア州から移動して、トスカーナ州のシエナ(Siena)へ。 私が、レストランでの料理修行をスタートさせた街でもあり、私のイタリアの故郷でもあります。 中世の古都として、歴史地区が世界遺産登録されているシエナですが、 伝統的な競馬祭・パリオ(Palio)も有名です。 毎年、7月2日と、8月16日、2回行われる、夏の風物詩。 なんと、1644年から続く歴史あるお祭りなのです。 イタリア通の方々は

感動のサッカーW杯2010 & 公式ソング「WAKAWAKA」

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.41> サッカーW杯2010開催中に、イタリアを旅していた今回。 多くの試合を TV 観戦して、もちろん、サムライジャパンの活躍も見ていました。 決勝トーナメント一回戦。 日本vsパラグアイ戦は、ウンブリア州のトラジメーノ湖畔にあるカスティリオーネ・デル・ラーゴで TV 観戦。 SKY・TV での放映だったので、バールで見る事に。 (ホテルでは、この時は、まだ sky が入っていないところが多かったです)

トラジメーノ湖のガラスアート

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.40> 中部イタリアのウンブリア州・トラジメーノ湖畔(Lago di Trasimeno)に滞在中、一目惚れしてしまったガラスアートがありました。 ガラスアート (Arte del vetro) 向日葵の奥には、トラジメーノ湖が広がり、そのまた奥に、 小さな湖岸の町・カスティリィアーノ・ディ・ラーゴ(Castigliano di Lago)が、描かれています。 昼食をとったレストラン前の、アンティーク店

ウンブリア州特産・黒トリュフペースト&食後酒フラ・サント

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.39> イタリアの旅は、食材探訪の旅でもあります。 各地で、食材を買って帰り、料理教室で使って頂いたり、試食・試飲して頂くのも、目的のひとつ。 この旅でも、いくつか食材を購入して、帰りました。 ウンブリア州は、黒トリュフの名産地でもあります。 さすがに、生のトリュフそのものを、持って帰ってくることはできなかったので、ソースになっているものを購入しました。 黒トリュフソース (salsa tartufata

トラジメーノ湖での昼食③

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.38> この日の昼食は、湖畔のレストランで頂きました。 内装は、ポップな感じで、ピッツァも置いてある地元の方々や、学生さん達も集まるような賑やかで、カジュアルなお店。 まずは、お勧めの前菜です。 魚とズッキーニのタルト・ひよこ豆のソース (Torta di pesce e zucchine con salsa di ceci) ふわっふわ~の、ムースのような温かいタルト。 魚のすり身にズッキーニを入れて

カスティリオーネの朝市、そして湖へ

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.37> トラジメーノ湖畔の小さな町・カスティリオーネ・ディ・ラーゴ(Castiglione del Lago)での、滞在最終日。 この街では、水曜日が、朝市の日。 朝から、道沿いに多くの露店が、並びます。 食品はもちろん、台所用品、衣料品等々、日々の生活必需品も沢山売られていました。 イタリアのどの街でも、このような「メルカート(Mercato)」と呼ばれる青空市場(朝市)が開かれいます。 朝早くから行

トラジメーノ湖での昼食② & 珍しい食後酒

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.36> この日の昼食も、前日に伺ったレストランへ。 気に入ると、繰り返し通ってしまう私。 そして、この日も、また、ファミリーで迎えて下さいました。 まずは、大好きなパスタから。 鯉の卵とトマトのリングイネ (Linguine con uova di carpa e pomodorini) 前日に食べた「鯉の卵(uova di carpa)」。 他の地域では、なかなか食べれない素材なので、この日も注文です

トラジメーノの湖岸 & オリーブ畑

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.35> トラジメーノ湖(Lago Tragimeno)・滞在2日目。 公共の交通機関があまりなく、日帰りの旅は難しそうなので、 滞在中は、この街で、ゆっくり過ごす事にしました。 早速、朝から、湖の岸辺へ出ることに。 湖岸周辺には、このように歩道があり、ずーっと歩くことが出来るんです。 朝早かったので、人もほとんど居なくて、湖を独り占めしている感じ。 湖の水は、ひんやりしていて、うん、気持ちいいです。 歩

トラジメーノ湖の夕景 & 旅に出る理由

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.34> トラジメーノ湖の夕景を堪能すべく、夕方8時ごろから、湖畔の散歩へ。 そこには、溜息がでるほどの絶景が待っていました。 お楽しみください! 茜色に染まる、何とも言えないトラジメーノ湖。 世界中には、もちろん、イタリア各地にも、涙が出るほどの、こんな素晴らしい景色がある……。 そう思うと、自分の目で、確かめずにはいれなくて、旅に出てしまう私です。 本当に、素晴らしい…。 心が、洗われます。 こういう

【レストラン情報】トラジメーノ湖での昼食①

<イタリア旅行記(2010年マルケ&ウンブリア&トスカーナ)no.33> トラジメーノ湖(Lago di Tramengino)での、初めての食事。 事前にチェックしていたレストランへ、行ってきました! 外から見ても素敵な感じ。 テラス席もあり、そちらで頂くことにしました。 初めて訪れた街では、お勧めを食べるのが一番! 色々、アドバイスをもらって、注文し、まずは、前菜から頂きます。 鯉の卵のブルスケッタ、ザリガニとねぎのソテー (Bruschetta con uova

有料
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