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イタリア旅行記(南部)

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カンパーニャ州、アブルッツォ州、モリーゼ州、プーリア州、バジリカータ州、カラブリア州。 現地を歩いて、見て、食べて。 一緒に、旅するように読んで頂けると嬉しいです!
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#アブルッツォ州

アドリア海の街・モリーゼ州テルモリへ

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.33> アブルッツォ州のスルモーナ(Sulmona)での最後の昼食でも、 美味しい地元のロゼワインも、頂きました。 ロゼワイン・チェラーノ (Vino rosato・Cerano) 今回のスルモーナでの滞在では、ロゼワインを堪能して、その美味しさを再確認。 あれから、10年経ちますが、ロゼワインを手に取ることも多くなりました。 本当に、このアブルッツォの旅に、感謝しています。 そして

舌鼓を打ち、心温まるサービスのレストラン☆スルモーナでの最後の昼食

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.32> アブルッツォ州スルモーナ(Sulmona)を経つ前に、 滞在したロカンダのレストランのお料理が、どうしても、もう一度食べたくて、前日、予約までして、昼食を取りに、お店に向かいました。 このレストランは、お昼営業のみ。 イタリアで、夜のみ営業のお店はよくありますが、昼のみ営業のレストランは、私は初めて。 それでも、地元の方々に人気のあるお店ですから、凄いですね。 顔馴染みになった

スルモーナの名菓・コンフェッティ(ドラジェ)のミュージアムに行って来ました

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.31> スルモーナ(Sulmona)を発つ日の朝、もうひとつ、この街で訪れておきたい場所がありました。 スルモーナの名菓・砂糖菓子のドラジェ、 イタリア語では、コンフェッティ(Confetti)と呼ばれていますが、 その老舗店・ペリーノ(Pelino)です。 コンフェッティは、結婚式などでレースに包まれたものが配られたりしてますよね。 アーモンドに、チョコレートがけされ、その上に、砂糖が

スルモーナでの美しい夜景

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.30> ゆったりと過ごしたスカンノ(Scanno)から、スルモーナ(Sulmona)に、戻ってきました。 折角なので、駅から宿まで、歩くことに。 途中、スルモーナの大聖堂に寄る事も出来ました。 スルモーナの大聖堂 (Cattedrale di San Panfilo) 12世紀に建立された教会ですが、地震で、一度、全壊。 現在の姿は、18世紀に再建されたものだそうです。 教会内部 (

中世時代から伝わるスカンノの民族衣装 そして、ハートの湖

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.29> アブルッツォ州内の山間の小さな町・スカンノ(Scanno)。 昼食をとったレストランで、シェフから、面白いポスターを見せて頂きました。 掲載されているのは、イタリア中世の時代から伝わる衣装を纏った女性の ガラス細工です。 このスカンノの町でも、今も、この衣装が大切に受け継がれているそうです。 実際に、この衣装を着ている女性が写っている白黒写真が、店内にも飾ってありました。 それ

不思議な味わいの自家製食後酒・リンドウの根が原料の「ジェンツィアーナ」

.<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.28> スカンノ(Scanno)のレストランで、自家製食後酒を頂きました。 ジェンツィアーナ(Genziana) リンドウの根から作ったリキュールだそうです。 ひと口飲んでみなさいっと勧められて、試したのでが…。 う~ん、ちょっと私の好みではなく…。 不思議な顔をしていると、シェフが、原料を持ってきてくれました。 「原料のradice(根)だよ」 本当に、根っこだ…。 味わいは、

【レストラン情報】スカンノでの昼食☆アブルッツォ料理尽くしで、大満足!

イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.27> 小さな山間の町・スカンノ(Scanno)での昼食。 事前にチェックしていたレストランが、残念ながら、この日は閉まっていたので、町を散策している時に、お店をチェック。 ちょっぴり不安ながらも、入ってみる事にしました。 奥から出てきた料理人さんが、前日に、結婚式パーティが開催された為、 この日のランチは、ゆっくりスタートするつもりだったので、 あまりお料理の種類が少ないが、それでも良いか

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100

穏やかな空気が流れる、イタリアの小さな山間の町・スカンノ

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.26> この日は、アブルッツォ州のスルモーナ(Sulmona)からバスで山間の町へ…。 スカンノ(Scanno)、人口1,800人程で、坂道の多い、可愛らしい小さな町です。 サンタ・マリア・デッラ・ヴァレ教会 (Chiesa Parrocchiale di Santa Maria della Valle) こちらは、町のシンボルの教会。 地図を持っていなかったので、この教会を、ひとつの指

2012年・イタリア☆9月の天気 真夏日が続いています

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.25> 旅行中は、必ず、朝の天気予報を確認して行動します。 イタリア・スルモーナ滞在の、2012年9月24日(月)。 この日のお天気は…。 心配なし。 文字が被ってて、ちょっと分かりづらいですが、最高温度は、30℃前後。 気温も高そうです。 夏が大好きな私は、この「天気予報」を見て、「よし!一日、元気に過ごせそう」と、むくむくパワーが湧いてきます。 ちなみに、さらに南のナポリ(Napo

スルモーナでの夕食は、テイクアウトで もちろん、アブルッツォ州ワインも一緒に

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.24> イタリア滞在中の食事は、お昼に、たっぷりお料理を食べるので、 夕食は、軽く済ましたり、食べない事もしばしば。 この日は、日曜日という事もあり、お店が閉まっていた事もあり、 滞在している宿(ロカンダ)併設のレストランで、前日、食べきれなかったデザートを包んでもらったものを、つまむ事にしました。 包んでもらったデザート サービスで、ブルーベリーケーキも入れて下さっていたのですが、

これが、なかなか楽しい!イタリア・アブルッツォ州の手打ちパスタ・キターラ作り & スカモルツァチーズ

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.22> アブルッツォ州・スルモーナで購入したのが、こちら。 アブルッツォ発祥と言われている手打ちパスタ・キターラ(Chitarra)を成型する器具です。 パスタ・キターラを作る器具 (Macchina per la pasta chitarra) ギター線が張ってあり、伸ばしたパスタ生地をのせ、このギター線に通し、切り分けることで、成型します。 今まで、何回か、料理教室でも登場しました

【レストラン情報】スルモーナでの昼食② アブルッツォ州のパスタ・キターラを頂く

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.21> アブルッツォ州、スルモーナ滞在での2度目の昼食。 日曜日だったこの日は、ほとんどのお店が閉まっていましたが、 事前に、調べておいた、日曜日営業のレストランに足を運びました。 テラス席もあり、そこで頂くことにしました。 爽やかな風が、心地好く吹いています。 まずは、アブルッツォ州の手打ちパスタ・キターラ(Chitarra)を注文しました。 フレッシュトマトとチーズのキターラ (C

有料
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イタリア個人旅行中の課題のひとつ「日曜日の過ごし方」 ~スルモーナ編~

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.20> イタリアでの、日曜日&祝日。 これは、個人旅行でイタリアを巡っている時の課題のひとつです。 日本にいる感覚で、日曜日を過ごそうと考えていると、大変な事になる場合があるからです。 近年、観光客が多い街では、日曜日もオープンしているお店が増えていますが、基本的に、イタリアの日曜日は、町中がお休み。 買い物しよう! レストランで、ご飯食べよう!っと思っていたのに、 ほとんどがクローズし

まるで花束、スルモーナの名菓・コンフェッティ

<イタリア旅行記(2012年 ローマ&アブルッツォ&モリーゼ&イスキア島)no.19> アブルッツォ州を訪れようと思った時に、スルモーナ(Sulmona)滞在を選んだ理由のもう一つは、こちら! スルモーナの名菓・コンフェッティ(Confetti)です。 花束のようにラッピングされているので、少し分かりづらいかと思いますが、結婚式や、お祝いの時などの慶事に配られる砂糖菓子・ドラジェ(Dragée)と言えば、分って頂けるでしょうか。 イタリアでは、コンフェッティ(Co