スロプロが本当に存在するかどうかを紐解きながら投資やこれからの仕事の在り方について語ってみる
こんにちは。アルバマンだよ。
今日はちょっと視点を変えて過去に僕がやっていたパチスロのことを話してみようと思うよ。投資の世界にも通じることがいくつもあるので長いけど是非最後まで読んでみて欲しい。
なぜ今回こんな記事を書こうと思ったかと言うと、あるアンケートを取った結果が僕の予想していたものとはちょっと違ったからなんだ。
「実際いないと思う」が僕の予想に反して多かった。5%は軽く下回るだろうなと考えていたよ。
ということで「スロプロは本当に存在するのか」を書いていこうと思うよ。
ただし今回の記事はちょっとあるブログから拝借しているので、そこら辺も含めて異質な記事になっているかもしれない。
その理由を明かしてから本題にいこうと思うよ。
※本noteのメイン部分は10年以上前に僕がパチスロ専用のブログを開設していた時に書いた記事を引用して加筆修正をしたものになるよ。
なのでいつものアルバマン口調ではないということを前置きしておくよ。
そして若かりし頃の僕の考えなども書いてあるよ。
更に言うと、僕は今現在パチンコやパチスロを完全に引退しているので、現状のパチンコパチスロ業界については詳しくないんだ。
あくまで2000年~2006年ぐらいのパチンコパチスロの状況に対する僕の考えとして捉えてね。
「スロプロ」と業界について話してみようかと思います。
僕の中での「スロプロ」の定義は「パチスロの収入だけで生活している人」のことを指します。
パチスロを良く知らない人や、娯楽として遊んでいる人にとっては「スロプロって本当にいるの?」と、疑問に感じている人がいると思います。
実際あなたの周りにそういう人がいないためにそう思うんでしょうね。
結論から言わせてもらうと、
スロプロは存在します。
おいおいなんで断言できるんだよ!
と、納得いかない人は多いかもしれません。
ではなぜスロプロは存在できるのか。そしてどうやって勝っているのか。
それらの疑問をこれから解消していこうと思います。
一般的にパチスロ(ギャンブル全体と考えても良い。)というのは、
パチスロパチンコ業界全体で言えば、確実に客側が負けます。
これは、理論的に簡単に説明できます。
もし全体で客側が勝ってしまうと、運営しているホール(店側)は赤字経営となってしまいます。
ホールの運営がなぜ成り立つのか?
それはパチスロやパチンコをしているお客さんの負け分のお金を運営資金にしているからです。
当たり前のことを書いてるなーと思った方、すいません。
ただ、これを言いたかったのは、パチスロは基本的に負けるものだということを認識してもらいたかったのです。
もし、毎日パチスロのホールへ行って無作為に台に座るとします。
そしたら、1日1日単位でみれば勝てる場合もあるでしょう。
しかし、それを1ヶ月ずっと続ければほぼ確実にトータルでマイナスになるのです。
では、なぜ「スロプロ」が存在するのか?
それは、理屈を言えばごく単純なことです。
ギャンブルというのは飽くまでもトータルでは負けるということであって、勝てる時もたまにはあります。
そうじゃないと誰もやる気しませんよね?
パチスロの場合もそうです。
「勝てるかもしれない」という期待や願望の気持ちで、台を打つ人がほとんどだと思います。
その気持ちを持たせるために、ホール側は見せ台として、勝てる台、すなわち高設定の台をいくつか設置するのです。
※設定・・・パチスロというのは1~6までの設定というものが存在します。店側が開店前に1台毎に1~6まで設定を決めることができます。
1に近いほど客側が負ける設定、6に近いほど客側が勝つ設定と考えてください。勝つか負けるかのボーダー設定は台の種類ごとに異なります。
そして当然客側からは設定がわかりません。ホールのクセや実際に台を打つことによりおおよその設定を判別する方法があります。
その高設定台で周りの客にアピールして「この店出てるなー」という印象を与えて集客を図り、他の台でそれ以上の利益を得ているのです。
そしてこのパチスロのホール運営の仕組みを逆にうまく利用しているのが、
まさに「スロプロ」なんです。
要するに「スロプロ」は、見せ台である高設定の台に数多く座っているのです。
このように理屈を言えば簡単なことです。
しかしこのホールの考えをしっかりと
当たり前のように認識しているのが「スロプロ」でもあるのです。
そして、ホールの意図を読み取って、どの時期に、どの機種の、どの台に
高設定を入れてくるのかを分析して、台を選んでいるのです。
更に、その台に座ったら、パチスロの技術、知識をフルに生かして、
高設定の判断、引き際の判断なども考えながら台を打っているのです。
それらをやりこなすには日々の下見や、我慢強さ、冷静さ、継続力など、
様々な能力を必要とします。
それらを全て兼ね備えた上でやっと「スロプロ」が存在しているのです。
「スロプロ」は努力さえすれば、誰にでもなれます。
しかし、「スロプロ」という職業?は決して楽ではないと思います。
世間からあまり認知されていないということもあり、疎外感を感じる人もかなり多いようです。
その道に進みたいと思っている人は、自分の性格やパチスロに対するある種の誇りがあるか、いい意味で開き直れるかなど、そういうこともよく考えた上でならないと恐らく挫折すると思います。
人は周りの人間に支えられてやっと成長できます。
また周りの人も自分の助けやまた他の人に支えられて初めて成長することができます。
ある意味「スロプロ」は、そういった人間の図式から外れている特別な存在だと思います。
ただ、そういった図式から外れていることが悪いことではないと思います。
それは、価値観の違いなのでなんとも言えません。
僕が言いたいのはそういう現実を冷静に捉える必要はあるんじゃないかなということなんです。
実際、僕はホールで働いてみたいと思ったことがあり、就職活動でいくつかのホール経営の企業に足を運びました。
そこでは社会から認知を得るために、少しでもイメージを良いものにしようと様々な取り組みをしていました。
実際、役員の方々もとても親切で元気で、僕への対応も他の「中小企業」の人達に比べても比較にならないほどでした。
教育制度にもかなり力を入れていました。
そして、純粋にこの業界に未来を感じていて、誇りを持っているのを感じ、それを皆さんに伝え、娯楽産業として価値のあるものにしようという意志をとても感じました。
しかし、当の本人達がそう思っていても周りの反応はとても冷ややかなものです。
実際、親や周りの親戚からも反対されたり、さらに他の業界から認められていないために転職も難しいという現実があるのです。そのために僕はホールで働くという道を途中で辞退しました。
それはやはり遊園地などの娯楽産業とは違い、飽くまでお金を賭けるというギャンブル産業であるという位置づけだからなんだと思います。
実際ギャンブルにより、人生を台無しにする人が少なからずいるので、そういうことが悪いイメージとして捉えられるんでしょうね。
そういったことを知り、実際とてもショックでしたが、それが現実なんだということを知りました。
この記事を見て、色々と思うことがある人はいると思います。
「スロプロ」やこの業界に偏見を持っていた人は少しだけ見方が変わった人もいるでしょうし、引き続き社会悪だと思い続ける人もいることでしょう。
はっきりいって僕の言ったことが全て正しいなんて思ってません。
ただ僕は今までの人生のなかでパチスロパチンコ業界に対してそう思っているだけで、全てを知っているわけではないので一人の人間の意見として捉えてください。
以上です。ありがとうございました。
僕がまだハタチそこそこの時に書いた記事、どうだったかな?
実際お前はどうだったんだって思う人もいそうだから自分の話しを少しだけしておくね。
僕は学生の時にパチスロで既に収支はプラスで学生アルバイト以上に稼いでいたよ。そして大学を卒業してからの1年~2年ぐらいはパチスロで生活をしていたので、実質その期間はスロプロだったということになる。
ただ僕の場合スロプロと言えるようなストイックさはなかったなーと思う。
普通に生活できて楽に暮らせればいいやって感じだったので、1日おきに休みにしてたし、ひどい時は打つのが面倒で高設定を掴んだら友達にバイト料払って一日中打ってもらったこともしょっちゅうあった。
そのせいもあって当時のスロプロとしては収入が多い方では無かったと思う。(平均して月次プラス30~40万ぐらい)
だけど技術や知識に関しては結構あった方だと自分では思っていて、
技術に関しては「ビタ押し(絵柄を狙ったところにピッタリ止めること)」はできたし、知識に関しては新規で出る台の解析が世に出回る前から独自解析して高設定を判別していた。
スロプロの期間、正直言って生活は凄く楽だった。
誰に怒られるわけでもないし、誰に気を遣うわけでもないし、いつでも休めるし、責任もないし。一時期は「本気出せばいつでもそこら辺のサラリーマンより稼げるし俺最強」ぐらい思ってたと思う。
当時の僕は「人生楽してお金を稼ぐことが一番の幸せ」という考え方を持っていて、社会人よりはそれを達成しているというよくわからない思考になっていたんだ。
哀れなことに社会に対して何故か意味の分からない優越感を持っていた。(今は全然違うよ!)
でもなぜそういう生活を引退したのかとか細かいことは長くなるから今度他の機会にでも話すとして、こんなスロプロ生活は当然世間で自慢できるようなものではないし、結局その技術と知識をフルで生かそうとしなかった自分の堕落さも含めて本当の意味でのスロプロでは無かったと思う。
そして勿論このパチンコパチスロでの経験なんて他で生かされるなんて全く思ってなかった。
だけどこの時に形成された期待値や確率などの考え方や常に違う視点(ホール側の視点)で考えるという習慣が今の本業や投資に確実に生きていることは間違いないんだ。
パチンコパチスロも一握りの人だけがお金を稼げるという観点から言えばFXと構図は一緒だし、勝ち組への根本的な考え方も共通点が数多くあると思っているよ。
ちょっと長くなってしまった・・・。
今回この記事で皆に伝えたかったことをまとめようと思うんだけど、元スロプロという視点から語るだけなので、まあ聞き流すぐらいにしてね。
・常に様々な視点を持つ
僕はパチスロをするに当たって常にホール側の視点に立って考えていた。
「自分ならこのイベントの時はこういう設定配分にする」「自分ならこの台に設定6を入れる」など。
更に細かく言うと、ホールは「出ている店だ」とアピールするための見せ台を設置すると言ったよね。だから僕はその台に座ったらできるだけ出ていることをアピールするようにしていた。
例えば、メダルを箱に入れる時はなるべくかさばるように入れる。そうすることで少ないメダルで箱をいっぱいにすることができるんだ。
結果、僕の打っている台の周りには箱がいっぱい積まれる。
これ他の客の出玉アピールになるんだ。もちろん店にとってのね。
店側は「この客はちゃんと見せ台を見せ台としてアピールしてくれる客だ」という印象になる。
こうすることでどういうメリットがあるかというと、僕が毎回狙う台に対してわざわざ分かりやすく高設定を入れてくれるようになるんだ。
店側と客側で暗黙のwin-winの関係を築けるってこと。
これ嘘のように思われるかもしれないけど実際に経験していることだよ。当時はそういうことも意識してやっていた。
投資も一緒で常に大衆の心理や大口の立場になって考えることが勝ち組になる秘訣だと思ってるよ。
・自分の立場を俯瞰で見る
僕はパチスロをやっている時、必ず自分のことを客観視するように意識していた。パチスロは負けている時はムキになりやすくメンタル面も凄く重要なので、冷静に自分の行動を見なくてはならないんだ。
だから僕は打っている台に見切りをつけてヤメる時の判断をルール化していた。
そうすることで、感情に流されずに台の選別ができるんだ。
投資も一緒でルールを作ることでメンタルをコントロールできる。
投資を語る上でメンタルは非常に重要。
僕はパチスロでの経験を基にルールを作ることで自分の立場を俯瞰で見る環境を構築してメンタルをコントロールしているんだ。
・お金の流れを意識する
パチスロにおけるお金の流れを考えることで導き出される超わかりやすい例を1つあげるよ。
①ホールはどうやって利益をあげているのか
②客からの負け分で成り立っている
③パチンコやパチスロは基本的に負けるもの
お金の流れを意識することでこういう図式を描くことができる。
わかっている人にとっては「なんだそんなこと」と言われるぐらい単純なことなんだけど、この当たり前のことを理解していない、理解しようとしていない人が多いと僕は思ってるよ。
これを理解していればとてもじゃないけど無作為に台に座ろうとは思わないはずだよね。
投資においてもお金の流れを意識することで今まで見えていなかったものが見えてくることがある。
お金を稼ぐという目的がある以上、お金の流れを意識することは絶対に外せないことだと僕は思ってるよ。
・どんなに無駄だと思う経験も役に立つことがある
前述したように僕はパチスロで生計を立てていた時期があるけど人生においてはムダだと思っていた。でも今それが本業や投資で最強の経験として生きている。
ハッカーが超有名企業にスカウトされることがあったり、FPSゲームで有名な人が軍隊にスカウトされたりと、経験はどこで生きてくるのか本当に想像できない。
共通しているのはある分野において長けていたということ、一生懸命だったということ、そして好きだったということ。
だからもし「今一生懸命やってる事がムダなんじゃないか」と考えている人がいるなら、そんなことはないんだと言いたい。
絶対どこかで役に立つ時がくる。
これからの時代はAIの時代と言われている。
当たり前のことや誰でもできるようなことは、ほぼAIがやってくれるようになる時代がくるんだ。
だから惰性でやっているような仕事はAIで代替可能になってしまうと思うんだ。そんな仕事は今すぐに捨てるべき。
AIに仕事が取られるとか思ってる人がいるかもしれないけど、僕はそうやってネガティブに捉える必要はないと思ってる。
好きなこと、一生懸命になれることをひたすら突き詰めればいいと思う。そしてそれを発信して仕事にする。
「好きこそものの上手なれ」という言葉があるけど、好きなことほど突き詰められるし、極められるよね。
AIが当たり前のことをやってくれるからこそ、好きなことに没頭できる時代になるんだ。
そしてそれを仕事にできる時代になる、というかもう既にそういう時代になりつつあるよね。
「何かおもしろいことをやってる」「変わったことをやってる」という人物に人が寄ってくるし、人が寄ってくるところにお金が集まってくるんだ。
どんなにニッチなことでもいい。
むしろニッチな方がこのネットの世界では成功しやすい。
だからもし好きなことを犠牲にして成長を望めない仕事に就いている人がいるなら、自分を見つめ直す時期にきてるかもしれない。
僕は思い切って会社をやめたことによって今本当にやりたかったこと(Web広告のコンサルティングやリスティング広告運用)ができている。
そして会社に通うことが無くなったことによって自由な時間が増えた。
だからこそこうやって投資に時間が割けるし、ツイッターも好きな時につぶやけるし、noteも書けるんだ。
確かに何の計画も無しに仕事をやめるのは良くないけど、新しいことにチャレンジする人には必ず人生を変えるチャンスがあるんだ。
会社にいることが悪いというのではなく、自分のやりたいこと、好きなこと、一生懸命になれることを仕事にすることがこれから必要だってことが言いたいんだ。
そういう時代を作ってくれるのがAIという存在だと思ってるよ。
これからの仕事の在り方に興味がある人はホリエモンと落合陽一の「10年後の仕事図鑑」って書籍を読むといいよ。すごくオススメ。
最終的にAIの話しになっちゃったけど、思っていた以上に長文になってしまったのでこの辺にしておくよ。
最後に宣伝。
僕のことに興味を持ってくれた人は下の記事もよろしくね。
有料記事だけど途中までは無料で読めるので読んでみて欲しい。
投資についての大事なことを僕なりにまとめて詳しく書いてるよ。
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最後まで読んでくれてありがとう。
アルバマン
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