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8/29 じょんのびマラソン4時間耐久 ~オラたちのニセコクラシック2021夏~

体重56.9kg CTL153 TSB-3

柏崎市にあるバイクショップ「じょんのびたいむ」さんが毎年8月に開催しているじょんのびマラソン4時間耐久。
このイベントに8年振りぐらいに参加させてもらったので、その様子をレポートする。

と硬い感じで書き始めたが、非常にフレンドリーなイベントで、前回参加した際はライド後にショップの屋外スペースでレジェンド村山さんらと一緒にビイルを飲みまくって〆。という素晴らしい企画だった。
そんな楽しいことができるように早く戻って欲しいと、強く、強く願っている。

■コンセプト

・暑さを楽しみながらみんなで4時間走っちゃおう
・でも無理せずマイペースで良いよ
・4時間走らなくても良いよ
・周回コースだから休憩し放題だよ
・ライド後はガンガン飲もうね(※ビフォーコロナ時/アフターコロナ時)

■コース

・柏崎市野田周辺のアップダウンのある周回コース(11km/周)
・1周あたりの信号は1箇所、すれ違う自動車台数は数台という素晴らしいコース

コース

■目標

基本はファンライドイベントであるが、一部頭のネジが外れた者の中には、この酷暑の中で自慢の脚力を誇示しようとする者がいる。
そうしたネジ外れの者たちが、柏崎クラシックだの、夏期新潟県選手権だの、オラたちのニセコクラシックだの勝手に位置付けてガチで順位を争う。

残念なことに、自分も頭のネジが外れたうちの1人であり、ニセコクラシックでのリザルトを目指していたものとしての走りをすることにした。
他のネジ外れとしては、アダチ、森のクマさん(以降、バンと呼ぶ)、リュージといずれも実業団E1カテで新潟を代表する選手がおり、ハイレベルな展開が予想される中、もちろん狙うはネジ外れ一等賞です。

■機材

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特筆すべきポイントとしては
ホイールは、平地巡行性能と登坂性能のバランスが良いGD² スーパークライマーホイール 38mmを投入。
タイヤは、最速クリンチャーの呼び声高いミシュランパワーTT。グリップ性能はそこまで高くないので空気圧を少し下げて5.8bar運用。
リアディレイラーが仮運用のアルテグラのため、ビッグプーリー無し。だがEXLUB塗布によりチェーン駆動は滑らか~あ。
暑さ対策として、パンツはメッシュ素材を各所配置しているオンヨネレーシングモデル、トップスは乗鞍CFジャージ。(今日は本来乗鞍HCの日)
アウウェアは、最近再びハマっているJawbreakerで、レンズはEYECUE特別仕様モデル。

■インサイドレポート

最初の1周はコース確認のためにアンディ先頭でサイクリング。

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久しぶり過ぎて、コースを全く覚えていなかったので、勝負所や安全上注意する所を入念にチェックしながらいく。
登りは、長いところでも2分弱ぐらいなので、パンチャー脚質が有利なコースという印象。
下りは、難しいところは無いが、ススキなどの張り出しで視界がやや効かないコーナーがあるので、キープレフトをここでは特に意識した方が良さそうだった。

モトキングさんの口が今日もチェーンの動きより滑らか。
そんな中、三味線界の人間国宝であるりゅーじから、朝の挨拶である「今日調子悪いっす」との発言があったため、
「調子良い時あんの?」と突っ込んでおいた。(挨拶)

2周目以降、登りでアダチとバンのペースアップにより40人→10人→5人とどんどん先頭の人数が少なくなっていく。
この結果、序盤は新潟県中越地区で勢力を急拡大している伊達會トップのダテさんと上記メンバーの5人で進行していく。

ダテさんは体脂肪率4%のピュアクライマーなので、度重なる登りでのペースアップに厳しそうな感じで、2時間経過を前に姿を消した。會メンバーによる報復措置が無ければいいが・・・(恐

夏場の4時間はタフである。暑さの中、ゾーン3で4時間走り切れる選手はそう多くないと思う。
自分は暑い中で走り込みをしてきたので、その辺は自信があった。なので、2~3時間走れば自然と周りがバテてくるだろうから、その辺からがレースだなと考えていた。
そんな中、アダチとバンは中盤に掛けても後続にダメージを与える目的と思えるペースで先頭を引く場面が多く、ぜってー4時間は持たないと思っていた。

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そんな展開の中、アダチが補給したいというので、2時間過ぎに一旦休憩。自分はノンストップのつもりだったが、腰が辛かったので呉越同舟。
ここでの会話で、アダチとバンは10周(3時間20分ぐらい?)走ると思っていたことが判明。一方、りゅーじと自分は4時間照準。それでペース速めだったのかと合点。結局4時間走ろうとなった。しめしめ(笑)

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再スタートして、徐々にペースを元に戻していく。バンのローテのタイミング、ペースからフィジカルがリミットが近いことを察する。そして、アダチのペースアップにりゅーじが被せたタイミングでバンが森に還っていった。
どうも数日前に攣った箇所の調子が悪かったらしい。攣った後はダメージが残りやすいので、しっかりケアして下され。

その後、さらにりゅーじのペースアップでアダチが千切れ、下りでとどめをさすようにりゅーじがさらにペースアップし、促してくる。でもまだ1時間以上あるしな~。いまはそんなに頑張る必要はないかな~。
そんな噛み合わない想いから、アダチが復帰。とりあえずツキイチで回復を図ることに。
そこから1~2周走って、再びアダチが補給したいというのでピットイン。アダチの、遠くを見ながらバナナを口に含む姿に、心を打たれた。

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残り時間的にあと4周しましょう、ということで再スタート。最後の1時間は出し切るつもりでいたので、ラスト3周から出し惜しみないペースアップ開始。バナナは残念ながらブーストにはならなかったようで、アダチとはここでお別れ。
序盤のハイペースは流石だった。2時間以内のレースならアダチが一番強いなと思う。

ラスト2周でも引き続き掛けていく。急こう配からの緩勾配の登りでは、緩勾配でパワーを緩めることなく、8~9割ぐらいの出力でプッシュ。だが流石の三味線界の人間国宝、しっかりと付いてきた。来年は紫綬褒章受章が期待される。
だが、少しはダメージがあったようで、ローテできぬ~となり、ここからゴールまでに出し切るべく自分が先頭固定でプッシュプッシュ。登りでも無駄にダンシングでもがいていく。
長く暑い旅路も終焉を迎え、オラたちのニセコクラシック2021夏、りゅーじと仲良くトップゴール。

距離125.39km 実走時間3:38:50 獲得標高1,649m

なお、今日もパイオニアのパワーメーターが嘘をつきまくっていて、ちょっと踏んだら400wとか。これ修理効くのかなぁ・・・

イベントを企画・運営してくれたじょんのびたいむさんの他、一緒に走ってくれた方々、出発から付き合ってくれたりゅーじのおかげで、自分のやってきた汗臭い取り組みの成果を1つ形として表現することが出来きました。
この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

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※集合写真時はマスクを外しております。

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と、締めに入ったが、今日のゴールはまだ先に設定していた。
柏崎と言えば大盛系。中華食堂萬来のカツカレーを食べ終わるまでが遠足です。

ドン。

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この中に2~3cmの厚さはあろうかというカツが隠されており、なかなかタフな仕様。
これで普通盛りで重量2kg、1200円。

もちろん、しっかりと完食させて頂きました。
あー美味しかった。ゲフッ・・・

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意識の仕方、ちょっとの工夫、継続、そんな少しずつの積み重ねで、同じ練習内容でも得られる結果は変わってきます。沖縄4位、ニセコ総合優勝、国体ロード7位、乗鞍2位、Mt.Fuji優勝、数々の戦歴を残してこれました。いまは年齢に抗いながら、新たな工夫や意識を加えながら日々努力。一緒に頑張りましょう!!!

40代半ばのサラリーマン。そんな筆者が、家庭と仕事のバランスに苦悩しながら、ツールド沖縄、ニセコクラシック、マスターズ全日本選手権で上位を…

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