見出し画像

10月8日 グラインデューロに初潜入

グラインデューロとは

今回のリアル体験に基づくと、
グラインデューロとは、グラベル区間を含んだチャレンジグなコースを、マウンテンバイク、 グラベルバイク、CXバイク、オリジナルバイクなどそれぞれのこだわりのバイク、こだわりのスタイルやウェアで走りつつ、
ライドだけでなく、前日からアフターまで、音楽、食事、ビイル、キャンプと共に楽しもうじゃないか!といったイベント。

レース要素もあって、4つあるセクションの合計タイムで争う形式となっている。

参加者を見渡すと、CXライダーは意外と少なく、日頃からMTBなどでオフロードに親しんでいる方が多い印象。
あと、ワールドシリーズの1つだけあって、外国人ライダーは凄く多い。このために来日する方もいるほど。

コース

前回の斑尾高原から、今年は白馬に会場を移しての開催。
あちこちにあるグラベルを繋いでいきながら、MTBコースや根っこむき出しのシングルトラックなども組み入れられて、なかなかカオス。
イージーなグラベルしか走ったことが無い人にとっては、かなり大変なコース設定だったと思う。
ダウンヒルのMTBとか、初めて走ったけど、個人的にはスゲー楽しかった。

イベントのサービス

受付

受付開始からしばらくは、長蛇の列ができて1.5時間待ちだったらしい。。
自分は受付時間の終盤にいったが、それでも30分待ちぐらい。
セクションの計時で使用するチップとゼッケンを紐づけする作業がボトルネックになっていた。ナンバー確認も窓口ひとつでアナログ対応。事前に送付された受付用二次元コードはなんだったのだろうか・・・この辺は改善が望まれる。

食事

受付の際に、土日に使える1000円クーポン券と日曜日のランチ券が配布される。中には配布されなかった人がいてクレームの声がチラホラ・・

日曜日の朝食は、おにぎり1つorパン1つと、リンゴ1つが提供された。

日曜日のランチ券については、事前に食べたいものを予約可能だった。自分は地元食材のハンバーガーを予約したが、ゴール後に対象のキッチンカーに行ったら、受け取り時間から30分過ぎたから別の人に売っちゃったとのこと(泣)予約とは・・・

宿泊

ホテル白馬グループが提供する宿のほか、テントサイトが設定された。
テントサイトは駐車場を活用したエリアだったが、土曜日は火気禁止とされたそうで、気温が10度を下回る中、激寒だったに違いない。日曜日はさらにテントも禁止になったようで、もはやカオス。

いざライドへ

イベントのサービス面では色々とあるが、ライドの方は思い出に残るものだった。あらゆる箇所から見える白馬連峰。町並み、清流、里山、そんな景色と合わさって、とにかく景観が素晴らしい。

ホットモーヒーやトイレタイムでのんびりしていて、最後尾からのスタート。

トレイルに入ってからの渋滞を少しずつ前に進み、登りに入ってから筋肉ブロガーさんとさらに前へ。ピークに達する頃には、前に20人ぐらいのところまで上がれた。

そこからセクション1は、岩岳MTBコースのダウンヒル。MTBerにはお馴染みなのかな?ダウンヒルコースを走るのは初めてで、序盤はバームを慎重にこなしていく。次第にコースの雰囲気にも慣れてきたので、少しずつ速度を上げていった。
とはいえ、ビビッてかなりブレーキしていて、指がつりそうになるほど。
ここは怪我なく通過するのが大目標なので、安全性を確保できるギリギリのところで走り抜けた。

自分は少しCXをやっているからまだいいけど、たまにグラベルを走っていますぐらいの人、大丈夫か?と真剣に思ったら、やはり骨折などの怪我をした方が複数いたらしい。。

グラベルや舗装路を繋いでセクション2に向かう。かなりローカルな道を辿るので、サイコンのナビは必須。ナビが無いと完走できない。
自分は、WahooBOLTからROAMに変えてから、画面が大きくなりナビも見やすくなった。細かいオーバーランはあったけど、ロストすることはなく、ゴールまで快適に走れた。

ここで1つめの補給ポイント。水やredbullのほか、ドーナツパン、ソーセージパン、おやきなどがあった。ピリ辛ナスのおやきは、絶品であった。

セクション2は、グラベルのダウンヒル。大きめの石が転がっている区間もあり、ここも怪我をしないように慎重にこなす。

なお、計時はオリエンテーリングで使うSIチップで行う。スタートとフィニッシュ地点にあるセンサーが通過を読み取ってくれる。単純に通過するだけで良いのか、SIチップが光まで数秒まつ必要があるのかは、最後まで分からなかったので、念のため自分はSIチップが光るまでセンサーにかざした。
また、センサーの5m以内に入ると計測が始まるとの話もあり、スタート付近で待機していた場合タイムロスしていた方もいたと思われる。

コースは、一旦会場に戻る。ほとんどの人はここでランチを食べることになる。そう予約していたランチを。
時間がまだ10時前だったので、自分はそのままコンティニューするぜーってことで通過。外国の司会者がコンティニュー!!!といって盛り上げてくれた。

セクション3は、平坦なグラベルのTT。やっと俺のターンが来たぜ!
300w台をチラチラ見ながらプッシュ。5分ちょっとでフィニッシュ。平均276wと低いが、障害物避けたりして足を緩める場面があったから下がるのは仕方ない。

後で結果を確認したら、トップ選手と1分も差が(汗)2位以降の選手と比べても40秒位の差があった。愕然。スタート前でウィンドブレーカー脱いでた時点で計時されてた?

ここから青木湖へ。神秘的な湖をイメージしていたけど、思ったよりこじんまりとした山のほとりの大きめの池、という雰囲気だった。

セクション4のスタート地点は補給地点を兼ねていた。
最後尾スタートにもかかわらず4番手でここに到着したことに、Wahooのスタッフたちが大興奮(笑)美味しいクッキーを食べてからいざスタート。

下りでスピードに乗ったところで、地図に無いY時の分岐が。左は一方通行の看板があったので、右に行ってトレイルに入ったら道が無くなった・・・まさかのミスコース(苦笑)
少し戻って急斜面をSPD-SLで登りコースに復帰。。

アスファルトの登りを終えたらスキー場の管理用通路のダウンヒル。グレーチングの掛かっていない水路が次々と現れて、グレーチングを見つけるのに必死(笑)
気付いたらミスコースしていて、スキー場を直登するはめに。。。

再び舗装路を登ってシングルトラックの下りへ。根っこむき出し&急斜面でヤバすぎる。けど楽しいので果敢に乗車で。一か所だけ降りちゃったけど、それ以外は乗車でクリア。後で聞いたところによると、バイクを投げつけた人もいたとか(笑)

そんなこんなで5時間ほどのチャレンジングなライドとなった。

いや〜、予想以上にクレイジーなコースだったけど、ディレクターのアダムさんのレースは何度か出ているから、免疫はあったので自分的には楽しめた。

まとめ

グラベルイベントに出るたびに感じるのだが、独特の雰囲気がある。
着こなし、バイク、イベント全体を楽しむスタイル、全てがファッションの一部。

仲間とワイワイガヤガヤとパーリー感覚、グラベルでヒーハー、そういった楽しみをしたい人にオススメである。

ここから先は

0字
意識の仕方、ちょっとの工夫、継続、そんな少しずつの積み重ねで、同じ練習内容でも得られる結果は変わってきます。沖縄4位、ニセコ総合優勝、国体ロード7位、乗鞍2位、Mt.Fuji優勝、数々の戦歴を残してこれました。いまは年齢に抗いながら、新たな工夫や意識を加えながら日々努力。一緒に頑張りましょう!!!

40代半ばのサラリーマン。そんな筆者が、家庭と仕事のバランスに苦悩しながら、ツールド沖縄、ニセコクラシック、マスターズ全日本選手権で上位を…

頂いたお金はバイクやランの活動費として使わせていただきます!