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10/24 魚沼スカイラン インサイドレポート

■目標

・年代別クラス 優勝

■コース

距離:12km
標高差:±1100m
コース:響きの森公園~大力山~黒禿の頭(A1)~駒の頭~トヤの頭~鳴倉山(A2)~響きの森公園

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■装備

シャツ:パールイズミ F(t)麒麟山メッシュジャージ
パンツ:H&M 海水パンツ
ソックス:オンヨネ 腱力ソックス
アームウォーマー:オンヨネ アームウォーマー
シューズ:ASICS FujiTrabuco Lyte
ザック:トレラン用の小さいやつ
水:300ccほど(←半分ほど飲んだ)
補給:ジェル3つ(←1つも補給せず)
サプリ:レース前 ZENトラ+MAGMA  レース後 ZENダルマ+MAGMA
その他:クマ鈴、防風ジャケット、スマホ

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■レース

スタートは、密を避けるために小グループでの時間差スタートで、自分は招待選手のために20代で構成されるトップグループ。同年代は2~3分後にスタートなので、そこの選手に追い付かれないように頑張るプラン。

スタート後は1kmちょっとの平地がある。パツキンのお兄さんが先頭を走り、その後ろでペースを合わせる。このお兄さんは雰囲気からして速そうだ。(←2位だった)
トレイルの登りに入る前に先頭に出てそのまま本格的な登りへ。まずは360mほど登る。

自分のアドバンテージは登りなので(登りしかないので・・・)、ややオーバーペースぐらいの感じでキープしていく。数分して後ろの気配は消えた。
勾配が緩くなるところでは、出来るだけ心拍を下げないようにペースアップを図る。登りでは心拍数が160前後で推移していて、良い感じに追い込めている。目の前には冠雪した八海山がそびえたち、こんな景色の中でゼイハァ出来て最高だ。(Photo by 皆川 俊宏)

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最初のピークの大力山までは、ストラバのセグメントで1631。エキスパートクラスの上位選手と10秒程度しか変わらないタイムで通過。登りならなんとかなる。

その後の下りで、両足の大腿直筋付近に結構強い痛みを感じて慌ててペースを落とす。先日の粟ヶ岳や弥彦山の下りでは無かった痛みなので焦る。登り飛ばし過ぎて脚を痛めてDNFとか、格好悪すぎるぞ・・・。さすったり叩いたりしながら回復を促す。

再び登りに入り、幾分痛みが和らいだが、勾配が緩くなったり、下りに入ると痛みが強くなる、その繰り返し。

最高地点の黒禿の頭までさらに300m登る。その中でもちょっとした下りがちょいちょいあり、脚にダメージが蓄積していく。
そのうちに、大腿四頭筋も痛くなってて、大腿直筋の痛みがそれほど気にならなくなる。(麻痺?)

ここまでノーマルクラスの選手に抜かれずにこれたが、黒禿の頭の手前で1人の選手に抜かれる。登りでは同じペースを保てるが、平地と下りでは圧倒的なスピード差があり差が開いていく。だが、登りでまた縮まる、そんな展開で黒禿の頭を通過。給水があったが、軽量化のために手持ちの水を飲む。

ここから鳴倉山までアップダウンを繰り返しながら200mほど下降していく。昨日の雨の影響でかなり滑りやすいコンディションだったが、ASICS FujiTrabuco Lyteが評判通り良いグリップを発揮してくれて(下りが遅いのもあるが)コケることなくこなしていける。

鳴倉山まで半分ぐらいきたところで、パツキンのお兄さんに抜かれる。こちらも平坦と下りのスピードが段違い。そして登りはこっちの方がやや速い。なので長い登りでは差が縮まり、それ以外で差が拡大しという展開。

この区間は魚沼平野の方向に向かっていくので、時折前方に素晴らしい景色が広がる。写真を撮りたいのだが、競っている展開で余裕が無い・・・

鳴倉山は、そのお兄さんを遠目に確認できる距離で通過。最初に抜かれた選手はもはや確認できないぐらいの差に。タイム差スタート方式なので実際の順位は走っている最中は不明だが、このまま3番手をキープできれば総合3位に入る可能性も見えてくる。
脚がもはや産まれたての子羊のようになっており、負担の少ない走り方を模索し、膝の力を抜くような感じで下りでなんとかペースを維持する。

鳴倉山山頂、そして下り区間からは魚沼平野やその先の山々の絶景が広がり感動もの。限界に達しようとしている疲労を紛らわしてくれた。写真撮りたいけど、やっぱり余裕なし・・・(Photo by 皆川 俊宏)

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残りは角田山1本分の下り程度と言い聞かせる。トレイルをなんとか走破し、お寺の境内を爆走し(気持ち良かった)、残り数百メートルの舗装路は出し尽くす感じで。
そのまま後続に追い付かれること無く3番手でゴール!

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12.6km 1:35:37 7:31/km 149/171b 獲得標高1,134m

心拍ゾーンとしては、Z5が32%、Z4が43%と、下りが半分を占める中でかなり追い込むことが出来た。

気になるリザルトは・・・総合3位!!!
レースに向けて、2回のトレランと平日の朝にランニングを10回ほど入れた程度しか出来なかった中では、十分頑張れたと思う。

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優勝は最初に抜かれた選手で差は4分30秒。昨日のバーチカル部門での優勝者。スキーモの全日本チャンピオンで富士登山競争や駅伝にも出場していたそう。それはフィジカル最強だわ・・・。

そして、今回は長男もトレランに初挑戦。2.5km、獲得標高150mのミニコース。

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タイムは19:02、7:36/kmでゴール。

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心が折れて40分ぐらいかかるんじゃないかと思っていたので、このパフォーマンスには結構驚いた。知らぬ間に逞しくなってるんだなぁ。
結果は、小学生3-4年生クラスで3位入賞!!本人曰く、サッカーや自転車と同じぐらい楽しいと。ほほぉ、ではまた機会あれば一緒に参加しようではないか。

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自転車シーズン半ばに入れ込んだトレランレースだったが、コースは最高、スタッフの方々の笑顔も最高、参加して正解だった。

大会に関わったすべてのスタッフの皆さま、第一回の開催というだけで大変なのに、さらにコロナ禍対応。本当に大変だったと思う。とても良い大会でした。ありがとうございました!

レース後は、ご褒美にすし処 鮨岡で本気丼(マジ丼)ツアー。

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自分は海鮮丼大盛(米2合)をチョイス。レースによる内臓疲労で食欲が湧いてなかったが、1口入れたらスイッチが入りサクッと完食。4合ぐらいまでなんとかなるな(汗)

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以上、魚沼スカイランレポートでした。
魚沼最高!

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意識の仕方、ちょっとの工夫、継続、そんな少しずつの積み重ねで、同じ練習内容でも得られる結果は変わってきます。沖縄4位、ニセコ総合優勝、国体ロード7位、乗鞍2位、Mt.Fuji優勝、数々の戦歴を残してこれました。いまは年齢に抗いながら、新たな工夫や意識を加えながら日々努力。一緒に頑張りましょう!!!

40代半ばのサラリーマン。そんな筆者が、家庭と仕事のバランスに苦悩しながら、ツールド沖縄、ニセコクラシック、マスターズ全日本選手権で上位を…

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