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競い合う砂煙
001
2015年7月、テレビ番組「世界の街道をゆく」で、「グレートリバーロード」、ニューオリンズからミシシッピ川を遡上した。
ミシシッピン州、テネシー州、ケンタッキー州、ミズリー州。
テレ朝の番組「世界の街道をゆく」では、僕は、ムービーとスチールを担当した。
写真は一瞬に、撮ることができても、映像は写真のようには撮れない。
主題を決めたら、最低10秒は追いかけなくてはならない。写真のように、次々と主題を変えることができない。
そのためスチールと一緒に撮るとなると、ムービーが優先的になる。
写真は合間に撮ることになる。
ゆったりと構えてはいられない。
全編スナップ撮影のように、ひたすら反応するように撮ることになることになる。
それは決して悪いことではない。
考える暇がなく、反応だけで世界を見る。
反射神経が見る世界。
それはそれで、ちょっと違った写真になるから面白い。
未舗装の土手の道路を、トラックが猛スピードで疾走している。前に近づきすぎると視界がなくなるのだろう。ここには2台が写っているが、実は等間隔で次々とやってくる。かなりのスピード、まるでレースをしているように見えた。
手前はトウモロコシの広大な畑だ。意味はないけど面白い。
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