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一泊撮影会旅行 8x10撮影記録

kindle 7月15日まで、¥250  それ以降は¥500となります。

茂原 九十九里 2021年3月、まだコロナ禍の真最中、僕たちは千葉県茂原にある、Fさんの別荘に集まった。別荘といってもモダンなものではなく、100年ぐらいの前の古民家を、再生した天井の高いひろびろとした日本家屋だ。 集合したのは、このCRP写真集の関係者、
この建物のオーナーでもあるこれまで一番たくさんCRP出版しているFさん、そしてデザインやその他、さまざまなことを、僕の右腕となって手伝ってくれているK君。端正な写真を撮るぼくと同じ年のSさん。昨年初めて、自分の娘さんの結婚式のスナップで、写真集を出版し目黒のJPGギャラリーにて写真展を開催したIさん。一昨年女の子ふたりで南アメリカを旅行し、その写真で写文集を出版したMさん。彼女がネットで知り合ったという、大阪の写真制作会社に勤めていたNさん。
集まった目的は、懇親のためでもあるが、大型フィルムカメラ、デアドルフ8x10で、僕が皆の集合写真を撮るためのモデルでもあった。
その写真は、今年7月に開催する東京8x10組合連合会の写真展に出展ためである。
朝10時半、その日全員集まった。
Fさんは前日に来て食事や、泊まるための用意。
僕は大森でSさんをピックアップして湾岸線から、逗子に住むIさんが、JRで茂原駅に10時に着くというのでそれに合わせて向かった。
K君は、Mさんの車で、Nさんと3人、東京湾岸道路から、海ホタルを見学しつつやってきた。
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映画が、データ配信で変わったように、写真も自由になりました。

茂原コンタクト2021

到着後一休みして、僕は、8x10の使い方を、若いふたり、MさんとNさんとK君にレクチャーした。この日アシスタントをしてもらうためだ。
それと後日、若い二人の女性はこの8x10でアドルフで、彼女たちも撮ることにし、8x10写真展に参加、その予行練習でもある。
昼食のカラーライスを食べたあと、天気は薄曇り、車2台に分乗し、
九十九里、片貝海岸の先にある作田海水浴場へ向かった。
かつて九十九里はシーズンオフでも、多くの海の家が開いていた。
そのため、オフシーズンでも撮影の拠点になる海の家が常に開いていて、
撮影をするには、最高の条件、足の便があり、駐車場、トイレ、食事さえできたので、とても便利だった。
しかし長年海の家の海岸の不法占拠が問題になり、10年ぐらいまえから海岸に出る道はふさがれ、今入れる海岸は、サーファーのための駐車場とトイレがある数カ所に限られてしまった。それはそれでしょうがないことだが、こと撮影するにはかつてほど魅力的場所とはいえなくなった。
なにより問題は撮影に適した海岸が限られて、ロケ隊がかちあうことだ。
僕たちは、車を止め、海岸に立った。
強風で砂が舞い上がっていた。 三脚にカメラを組み立てると、蛇腹に寸がどんどん積もってしまう。なんとか数枚を撮り切り上げた。
結局、翌日風がだいぶ弱まったのでの、茂原の近くの海で撮影した。僕もう写るセルフ撮影だったのだが、エアレリーズが短く、僕はレンズチャージとフィルムチェンジをするので、レリーズは若いMさんにお願いした。
だから正確にいえば、僕がシャッターを切ったわけじゃない。
でもこれは僕の写真であることはまちがいない。

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