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BLOCKFOTO 横木安良夫写真展 11月28日ー12月3日。2日pm5時から、大和田良さんとトークショーがあります。これからの写真について語ろうと思っています。

於 目黒 鶴巻育子が主催する、JamPhotoGalleryにて。12時−19時。土、日は午後5時まで。横木は毎日在廊しています。BLOCKFOTOの作り方は直接聞いてください。

ボストンショーウインドウ 2009

上がBLOCKFOTOで、下がオリジナルフォトだ。まるで背景全体を計算したかのように構成されたショーウインドウだ。右下にゴミ紙コップまで風景の一部となっている。
当然、強さからいうと下のオリジナルフォトの強さが勝っていると思う。これこそ写真の強さでもある。特にこの写真は、絵画的な要素もあり、額に入れ壁に飾っても飽きることはない。
でも写真である。このリアリティは普遍で、いつ見てもまるで他人(他者)であることを主張している。部屋の中から覗く、遠くの景色。連続している世界とのトンネル。写真を窓と鏡に例えることがあるが、この写真は「窓」だ。
上のブロックフォトはどうだろう。内容より、色のコンビネーションやブロックのグラデーションの美しさがアピールしている。現実感はない、もともとちょっと絵画的な写真なので、そのことが強調されている。BLOCKFOTOは小さな写真はその効果が限定的だ。離れて見れば、普通に写真になる。
例えば、壁に飾ると、次第に馴染んでくる。見ている人間のイマジネーションが拡大する。写真の「鏡」的効果だ。
しかもただの鏡じゃない。オリジナルフォトのフォトを知っていると、そのイメージが重なってしまう。不思議な感覚を経験することができます。
ぜひご覧ください。ごく一部を除いてBLOCKFOTOは、販売しています。ご購入者は、2Lサイズのオリジナル(BLOCKFOTOではない写真)を、プレゼントします。
もちろん2Lサイズの写真も販売しています。横木はずっと在廊していますので、気軽に声をかけてください。

11月28日〜12 月3日PM5時まで。

12月2日午後5時から、写真家大和田良氏とトークショーをします。AIフォトやNFTアートなど、そして世界中の人間が当然のように、写真を撮る時代、これから写真はどうなるのか、写真家は何をするのか、ちょっと真面目に話をしたいと思います。


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