パリの聖地『奇跡のメダイユ教会』【パリ7区】

ほぼ、女性1人旅。これまでのパリ滞在で訪れた観光スポットと必ず起きるハプニングをご紹介します。

奇跡のメダイユ教会について

奇跡のメダイユ教会「Chapelle Notre-Dame de la Médaille Miraculeuse」は、パリ左岸の世界最古の百貨店ボン・マルシェの食料品館「ラ グランド エピスリー ド パリ」の隣にひっそりと佇む教会です。

聖母マリアから「メダル」を作るようにとのお告げで人々を救ったと言われる修道女カタリナ・ラブレが不朽体が祭られています。

現在でも教会の修道女がおいでになり、毎日、厳かにミサが行われています。

この教会内で販売されているメダルが奇跡を起こすと評判になり、世界中から観光客が訪れています。

ここで販売されるメダルは、ほんのわずかな価格で申し訳ない気持ちにもなりますが、渡仏の度に友人のために買い求めます。

ひっそりと佇む

▼見過ごしてしまいそうな教会入口

▼入り口から礼拝堂までの道

▼正面奥が礼拝堂、右手がメダル販売所

基本情報

【アクセス】メトロ10号線、12号線　Sèvre-Babylone駅
【開館時間】7:45～13:00、14:00～19:00
【所在地】ラ グランド エピスリー ド パリの隣
敷地内にトイレがあり、無料でお借りできます。

女性一人旅の方へ

教会の入り口周辺には、物乞いの姿を見かけることがあります。
荷物には十分に注意してください。

同世代だと思われる日本人女性2人、斜め掛けバッグが後ろに回り、地図を広げてお喋りをされていました。

とても危険な行動です。

最後に

今でも厳かにミサが行われ、熱心な信者さんたちが訪れる場所です。

泣きじゃくりながら修道女に救いを求める老婦人にも出会いました。
私のような異教徒が徒や疎かに伺ってはいけない場所だと感じます。

「奇跡が起きるから」とメダル目当てだけの日本人観光客グループに何度か会いました。（恐らく同世代）

ミサの最中でも礼拝堂に聞こえるような声でお喋りをしながら嬉々として買い求めている姿は、同じ日本人として、とても辛い思いです。