フランスで大学生になる②必要書類と小為替って何?な現実
来年59歳になりますが、フランスで人生2度目の大学生になる準備中の村山です。
大学入学に「高校卒業証明書」が必要です。
これがフランスからでは解決しなかったので一時帰国となったのですが…
前回まで↓
私が入学予定の大学はソルボンヌ大学です。
入学手続きに高校卒業証明書が必要です。
在フランス日本大使館に質問
卒業証明書と苗字が異なる場合は戸籍抄本(法定翻訳)が必要です。
ただし、結婚して苗字が変わり、尚且つ離婚して苗字が変わらない(元夫の苗字を使用)場合は、除籍抄本(法定翻訳)が必要です。
卒業高校に連絡
他県では「戸籍抄本があれば卒業証明書を現在の名字で作成可能」と情報を得る。
問い合わせのために学校のホームページを見る。
メールアドレスがない!
連絡手段は電話のみ。
Webサイトから申請書はダウンロード
申請は郵送できる。
手数料は小為替か現金書留で支払う。
日本に戻ってから連絡をすると
旧姓以外の証明書は発行できない。
全国統一ではないことに驚愕する。
卒業証明書だけでなく、補助金申請などの手続きも県や市町村で方法が違う。
狭い日本・・・1つになろうよ!!
戸籍抄本
本籍地の市役所に連絡
「現在、コンピューター化のため、差分がある。
戸籍に旧姓が掲載されているかいないかの回答は「市役所の窓口」以外では回答できない」
申請書はWebサイトからダウンロードできるが、市役所まで行くしかない。
除籍抄本
申請書はWebサイトからダウンロード。
申請は郵送可能だが、手数料支払いは小為替か現金書留
窓口、小為替、現金書留って・・・
一体、何時代だとヨーロッパの中心で叫ぶ。
海外留学のために…
子供の留学に親が仕事を休んで手続きすることはあっても親の留学のために子供に会社を休ませる訳にはいかない。
それにしても様々はオンライン化されていない事実に驚愕する。
●緊急帰国の航空券
●自宅までのハイヤー
●隔離中のホテル代(娘がホテル滞在)
余計な出費がかかりましたが、その分、学業に真剣になる。気がする。
大変はきっと糧になり、思い出になりますね。
いや、すでに「ネタ」になった(笑)
おまけ「資料を郵送します」
素晴らしいタイミングで5年ぶりのクライアントからメールが届きました。
「資料を郵送します」
確かに受け取りました。日本で
そして
契約書に署名、捺印、割印が必要でした。
どこぞのIT系企業が「これからはリモートワーク。都内のオフィスもいらなくなる」と申しておりますが…
ないわぁ〜と思う。
1月下旬にパリに戻るまではさらに続く
入学許可書は恐らく12月上旬には終わることでしょう。
次は学生ビザの準備
(何といっても年末年始を挟むので)パリには1月下旬に戻る予定です。
お役に立てましたらサポートをお願いします。 これからも喜んで頂けるように精一杯頑張ります。