見出し画像

2023年1月11日(水)

今日は鏡開きの日でした。今年は、神棚(のような場所)と床の間に2つ、鏡もちを飾っていました。もち米をついて作ったものを、毎年もらっています。神棚のは、エアコンが真正面にかまえているせいで、すっかりカビまみれでしたが、床の間のはわりかし大丈夫そうで、後者のをお汁粉にしていただきました。

「V」の発音「ヴ」の表記 選択の自由広げませんか」というコラムを、興味深く読みました。外来語の表記のゆれは、つきつめて考えるとおもしろいものがあります。「ヴェートーベン」と「ベートーベン」はおんなじ人だとわかるけど、「ケインズ」と「ケーンズ」じゃ、他人に見えてしまう。「ライブ」と「ライヴ」、「エッセイ」と「エッセー」はどちらもなじめるけど、「ビタミン」と「ヴィタミン」は違う物質に見えるし、「ネイル」は「ネール」と書かれたら何のことかわからない。

「メール」(mail)を「メイル」と書き、「ゲーム」(game)を「ゲイム」と書かない人がいて、なんでって思ったけど、「セール」は(sale)で「セイル」は(sail)、「レーン」は(lane)で「レイン」は(rain)と似た構造かと思う。ところが「テール」は(tail)で「テイル」は(tale)だろう。

イギリスの元首相は「サッチャー」(Thatcher)だけど、ロンドンに流れる川は「テムズ」(Thames)だ。ものごとは「シング」(thing)だけど、主題は「テーマ」(theme)だし、東南アジアの人は「セオリー」(theory)を「テオリー」と発音して二度聞きしちゃう。(これらは発音で、表記と関係ないってか…)

文化庁の文書を見ると、慣用を許容する姿勢がわかるし、もうちょっと古い文書でも、例外とか注記とかがいっぱいあって、読んでて楽しい。あと、業界ごとに独自に指針が定めてあったりして、「コンピューター」か「コンピュータ」かといった話題もあって、なおさら楽しい。

今日覚えたこと

  1. カビが生えたお餅を、どんなにきれいにこそげとっても、食べてはダメなこと

  2. Thamesは英語圏の人もtemzと発音すること

明日やること

  1. 長くなりそうな会議に出ること

  2. 旅行の行程表を出すこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?