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2017年9月の記事一覧
世界は、思った以上に「欠けている」ことに寛容だ
大学生のころ、個人経営のこじんまりとしたカフェでアルバイトをしていた。京都の裏路地にある、ゆみこさんという美人なオーナーが経営している、とてもいいカフェだった。
ゆみこさんは私の20歳の誕生日に、『ぼくを探しに』という絵本をプレゼントしてくれた。
パックマンのような可愛い球体の「ぼく」は、自分には何かが欠けていて、だから毎日が楽しくないと思っている。そこで完璧な球体を目指そうと、自分の欠けたカ
「はじめまして」の大切さとどうしようもなさについて
はじめて誰かに会う時に、今日はちょっと調子が悪かったな、と思う時がある。はじめましてだったのになんだかよくない印象を与えちゃったかな、と少し反省する。
逆に、今日はちょっと調子が良すぎたかな、と思う時もある。いつもはこんなに調子よくないねんで、と、心の中でついつい伝わることのない保険をかける。
大学生のときは、毎日毎日、ばかみたいに同じメンバーと一緒にいることが多かった。毎週繰り返される大学の
習慣化する、ということ。
さいきん、カフェラテをタリーズもしくはスターバックスで買う、というのにハマってしまって、困っている。
というのも、私はいろんなことを「習慣化」する癖があり、そうやって習慣化された毎日はなかなか抜け出すのが難しいな、と思うからだ。
朝起きたら水を一杯飲むこと。朝はフルーツを入れたヨーグルトと食パンを食べること。音楽を流しながら(毎日同じプレイリスト)、会社の準備をすること。毎日100円玉貯金をす
おもしろさに平等でありたい
自分の心の琴線を、なるべくたくさん揺らしながら生きていたいなあ、と思っている。
「自分というフィルターを通して世界を見ること」は、誰もが平等に持つ「自分にしかできないこと」だと思うので、なるべくそのフィルターにたくさんのものを通しながら、ていねいに世界を映して生きていたい。
だから、人や、映画や、本や、音楽、お店、旅行、イベント、テクノロジー、社会現象。笑えるものや泣けるもの、感動するものや衝