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ふたりで、美術館

根本裕幸さんお弟子さん講座7期を先日卒業された、若桜みつきさんと美術館に行ってきました。


①嬉しいお誘い

10月下旬に魔女っ子3人娘さんの魔女フェス1021でお会いした帰り。
私が「急に絵画や芸術に興味が湧いてきて本を買ったんです〜」「美術館まで検索し始めちゃって、自分でもびっくりです〜」なんて話をしたら「有名なところがあるらしいので、一緒に行きませんか?」と誘っていただいた。←優しい

その美術館は私の住む場所から結構離れていることが判明したけれど、すでに私は行く気満々だったので「遠いけど大丈夫ですか?」というみつきさんの心配をよそに「行きます!!」と即答したのである😎


②どう見たらいい?

場所はこちら。
広い敷地に美術館やレストラン、庭園もある自然豊かな場所。


この日は風が強かった🌪️

私はここに来るまでに一人美術館デビューを果たし、今回で3度目の美術館だった。

美術鑑賞って横にある解説を読めば何となく「わかった気になれる」と思っていたのに、今回こちらに足を踏み入れたら、作品の横に解説がほとんど載っていなかった。

詳しく知りたい人は、音声ガイドアプリを自分のスマホにダウンロードする仕組みだった。(私の下調べが不十分でしたわ)

ということでこの日は、作品に関する情報がほとんないままの鑑賞になった。初心者にはハードル高いわ😇

みつきさんに「芸術作品ってどう見たらいいのか」と聞かれ、咄嗟に「わからないなら、もうわからん!でいいらしいですよ」と、なんとなくそれっぽいことを口走ってしまったんだけど、ここで補足させてほしい。



今まで何度か話題に出している『コウペンちゃんとまなぶ 世界の名画』(イラスト るるてあ/監修・著 稲庭彩和子/著 鮫島圭代/KADOKAWA/2021年発売) の中にあるコラムで、心に残っているものがある。

『絵の感想なんて、自信がなくてうまくいえない』という問いに対する回答。

自分が絵を見てなんとな〜く感じたことに「それでいいんだよ〜」とOKを出しましょう。
それは、自分の感情や感性を、自分で肯定するということです。
ほかの誰かと同じように感じる必要はありません。
同じ絵を見ても、感想は人それぞれ。
それで大丈夫なんです。
例えば、「美しいなあ」とか「何だこれは⁉︎」など、自分の直感を信頼して、じっくり見ることができたら、それで満点です。

『コウペンちゃんとまなぶ 世界の名画』p44

このページを読んで、美術鑑賞のハードルが一気に下がったんだよね。

それまでは「もっと立派な感想を言わなきゃいけない」「作品から、もっと深い何かを読み取らなきゃいけない」って、勝手に難しく考えていたけど、そんなことないんだな〜って救われた。

「なんかきれい」「なんか怖い」「不思議な感じ」こんな風に浅くて薄い言葉でもいいやって思えた。

大事なのは「私がどう感じたか・それをそのまま受け止めること」なんだと、学べました。

今回の鑑賞は正直「これは…何?」「どういうこと?」「何を表しているのか全然わからん」だらけでした。

その中でも「この色合いきれいだな」「ちょっと不気味だな」「よくわからないけど、なんかいいな」と、自分なりに感じてきた。

解説という知識がほとんどない分、「作品を見て自分はどう思ったか」によりフォーカスできた気がする。とはいえ「わからん」が大半を占めているんだけど。

複数人で鑑賞するって初めてだったけど、一人とはまた違う楽しさがあった。
同じ作品を見て、共感するポイントもあれば、違う感想を抱くこともある。
自分とは異なる感想を聞くと「そんな見方があるのか!」と、また新たな発見がある。
それが何より楽しかった。


③庭園散歩

鑑賞後は、広い庭園をお散歩。
様々な植物がある中で、私は少しずつ色づき始めている葉っぱたちに惹かれた🍁

赤と緑、ある意味クリスマスカラー🎄

全体が真っ赤・真っ黄色もすごくきれいなんだけど、赤と緑が入り混じっている姿から「少しずつ季節が変わっていく様子」が感じられて、ときめきました。

季節によってまた違う植物が楽しめるそうなので、また来たいな〜。



そして帰りのバスを待っているときの空。

なんかすごく圧倒された

青い空、白い雲、黒い影、赤い夕焼け。
全部が混ざって、まるで絵画のようだった。

二度と同じ空は再現されないって考えると、この一瞬もまた、世界にただ一つの作品なのかもしれない。(突然のポエマー発動)


④お知らせ

今回ご一緒してくださったみつきさん、12/8(金)からメールカウンセリングの無料モニターを募集するそうです📩
ぜひチェックしてみてください✨

詳細はこちら↓