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私が私のお祝いを

自分の誕生日祝いにひとりでアフタヌーンティーを楽しんできた話です。

些細なことであっても、自分の望みを叶えてあげることは自信につながっていく。


①「ヌン」

巷では「アフタヌーンティーを楽しむ活動」のことを『ヌン活』というらしい。

私の初ヌン(←?)は昨年のイベント。
その後一度だけ、夫と行ってきた。

それ以来ヌン欲(←??)も無く過ごしてきたんだけど、ネットでメズム東京のアートアフタヌーンティーというものを知った。

私が見た記事は、5月上旬から始まるモネの睡蓮をモチーフにしたもの。

でもその記事を見たときはまだ、一つ前のテーマが開催されていた。それが『ミロのヴィーナス』


②過去の宣言を実行してみた

彫刻は絵画以上にわからん。
でもヴィーナス=アフロディーテは、なんだか気になる。

牡牛座の守護星は金星。
それを司るのはアフロディーテ。
以前行ったプラネタリウムで引いたおみくじでも、さまざまな神様がいる中でアフロディーテが出てきた。

まだ数日開催期間は残っている。空席もある。
これも何かのご縁かもしれない。

えー、でもさ、わざわざ行くの?
ひとりで?

そんな心の声もあったけれど、思い出した。
この記事で書いたんだ。
「まずは、今現在行きたい場所にちゃんと自分を連れて行ってあげよう。」

そう、気になっているなら行けばいい。
予定も空いてる、空席もある。払うお金もある。
何を迷っているの?

ということで予約しようと決心しました🔥


③予約時の葛藤

ああいうところの予約って、用途を選ぶでしょ?
「デート」とか「女子会」とか「家族での食事」とか。

その中でちゃんと選びましたよ。
「誕生日(本人)」と!!!

最後の最後まで迷った。

わざわざ選ばなくてもいいかな…
一人なのに恥ずかしいな…
ここに行くだけでも自分にとってはご褒美なわけだし…
でも年に一度のことだしな…

決断ができないので自分自身にこう問いかけてみた。

「あなたの友達が、同じ質問をしてきたらどうする?」
「自分の誕生日祝いで一人でアフタヌーンティーに行くんだけど、誕生日(本人)にチェックを付けるか迷ってるんだよね……って聞いてきたらなんて答える?」

もしそんなシチュエーションがあれば、私は迷わず「良いじゃん!せっかくの誕生日なんだし選びなよ!どうせ周りの人は誰も気にしてないし、年に一度のお祝いなんだからやらなきゃもったいないよ!」と答えると思った。

だから今回、意を決して選びましたよ。


④楽しむならば全力で

いつも私の記事を読んで下さっている方ならうっすら予想できているかもしれませんが、今回もヘアセットをしてから挑みました。

私はアホ毛満載のひとつ結びしかできない。
それで行くのは嫌だった。

行くならおめかししたい!
その方がテンション上がるんだもん!!

そんな勢いで、美容室を予約しました。

髪型を整えた後、そのまま現地へ直行するには早すぎるので旧芝離宮恩賜庭園で寄り道してきました。(また別記事にしますね)

【追記】別記事にしました↓


⑤私が私のお祝いを

ホテル到着。
窓際の席でした。

青空と、すぐそばに浜離宮恩賜庭園


メニューの詳細はこちらに載っています↓


詳細は上記サイトにお任せするので、私は撮った画像とざっくりとした感想だけ…。(記憶が薄れつつあるため)

スイーツ&セイボリー

外が暑かったから、席についてすぐ水をがぶ飲み。
飲み放題も付けていたので、冷たいハーブティーも頼みました。
モロッカンミントのアイスティーがおいしかった!(撮り忘れた)
外を歩いて暑かったので、冷たくてスーッとした口当たりが嬉しかった。

でも冷たいものばかり飲んでいるとお腹が冷えてしまうので、暑さが和らいだところでレモンバームのハーブティーを頂きました。(↑の写真に載っているものです)

メインプレート

右奥に写るのは梅とバラのモクテル。
バラの香りと梅のほのかな酸味がさわやかでおいしかった。色もかわいい。


このプレート、よーく見ると…

「Happy Birth Day!」の文字


\わーい/

予約時に「誕生日(本人)」を選択したおかげで、プレートにメッセージが書かれていました。嬉しい🥰

このヴィーナスはヨーグルトアイスでできているらしい。
プレートを一周させて観察してみたけれど、顔だけでなく髪の毛束まで細かく再現されていて、すごいなと思いました。
教科書や画像だと前面だけ載ってることが多いし、興味がないとわざわざ後頭部の画像なんて探さない。
だからこのスイーツを通して、初めてヴィーナスの後頭部を見ましたわ💇‍♀️
(しかし肝心の写真を撮り忘れる。何度目だ?)

帰り際に周辺をお散歩。
ホテルの近くに水上バスの船着場がありました🚢

ちょうど船が出発したところでした

身近に海や川もない土地で育ったので、水辺(海辺?)に来ると毎回少しテンション上がります😂

実はホテルを出る前、まったり居心地よくなってしまい、だんだんと眠くなってきてしまった。
「ああ眠い、帰るのめんどくさい!」
そんな気持ちを抱きながらも、さすがに自宅までタクシーに乗るほどお財布の余裕はないので、電車に揺られて帰宅しましたとさ😂


⑥日々の些細な積み重ね

予約する前は「はしゃぎすぎかな〜」なんて思っていたけれど、リラックスできたし何よりも『行きたいところに連れて行ってあげる』という自分との約束を守れたことが良かった。

何かに迷ったとき「同じ状況にある友達からアドバイスを求められたらどうする?」と問いかけるのも、今まであまりやった事なかったけど良いね。今後も使っていこうと思う。

『自分を大切にする』って言うと大袈裟に聞こえちゃうかもしれないけれど、そういう些細な積み重ねが自分の自信につながっていくのだと思った一日でした。