見出し画像

外側の大きな変化を求める前に

ある願望をきっかけに改めて見つめた私の現状、そこから気づいた「今すぐ取り組めること」
最後に、少し前に買った本に書かれていた言葉を書きました✏️

学生時代から定期的に思っていたこと。
「あー!関西に家があったらいいのに!」

①なぜそう思うのか

私はずっと関東に住んでいる。
必要に迫られて、年に1〜2回の頻度で関西へ行くことがある。
それ以外でも、趣味や遊び・友人と会うのを目的として行くこともある。
とはいえトータル多くて年3〜4回かな。
それぞれ2泊ぐらい。

決して住みたいわけではない。
かつてあちらを拠点にしているアイドルが好きだった頃は住みたいと思っていたけれど、今は基本東京近郊にいたいと思っている。

でも向こうにもう一つ自宅ががあれば、
・数泊の中に予定を詰め込む必要もない。
・チェックアウトの時間も気にしなくて良い。
・気まぐれで「もう一泊」なんていうこともできる。

(ホテル泊でもそれはできるけど、追加で出て行くお金を考えると私にとっては現実的ではない)

だからずっと関西にも家が欲しいと思っていた。
「そうしたらもっとのんびりゆっくりできるのに!もっと自由に行動できるのに!」とよく思っていた。
(不在中の管理など現実的なことは一切考えていない)


②今の私はどうなんだい

でも改めて考えてみた。
「家が増えたとしても、私は自由になるの?」

関東に住んでいる今現在、どれだけ「行きたいところに行く」ができているか?

日帰りできる距離で何か気になるイベントがあったとしても

人が多いから…
料金が高いから…
雨だから…
遠いから…
帰宅時間が遅くなっちゃうから…

そうやって言い訳つけて、動かないことが多い。
仮に今もう一つの家ができたとしても、このパターンは変わらない気がする。

まずは、今現在行きたい場所にちゃんと自分を連れて行ってあげよう。

話はそこからだ。


③まずは現状把握

これがあったらもっと自由になれるのに!
たくさんお金があったらもっと気軽に遊びに行けるのに!
自宅とは別に家があったらもっと自由に動けるのに!

◯◯さえあれば…
もっと◯◯だったら…

この罠にハマりそうになりました。

大きな野望を抱くことも良いけれど、それに囚われすぎないこと。
何事もまずは現状把握が大事ですね。

もちろん環境を変えることで得られるものもあると思う。
良い気分転換になったり、気持ちが緩んだり。
それによって事態が好転することも大いにありえる。

ただやっぱり
無闇に外側の変化に頼りすぎるのではなく、今の自分の心・今起きている事柄に目を向けること(現状把握)も大事だよなぁ。

そこから気づきを得たなら、日々の生活に取り入れることもできる。
行動するだけでなく頭で意識するだけでもきっと何かが変わってくる。(はず)

逆に「あたしゃ何をしたらいいんだ!」って迷いが出てきたならば、人の手を借りることを検討しても良い。

今を見つめることで、次の手立てが考えられる。

④おまけ:本に書いてあった言葉

前回、竹久夢二美術館へ行ったことを記事にしました。

そこで「次回は買った本についてまた書きます〜」なんて書いたのに全く筆が進んでいない。

でもちょうど、今回の記事に合う言葉が載っていたのを思い出したので書きますね。

『竹久夢二という生き方』(著作者:竹久夢二/編者:石川桂子/発行:春陽堂書店/発売:2019年)


何かを忘れるために旅に出るという旅人も、
トランクの中に、
知らずにその生涯をつめこんでいる。
地理的に隔てをおくことによって、
心を遠ざけたと思うのは、
ロマンチックな迷信に過ぎない。

p81より引用

どこへ来ても自分がかわらない以上
心持がかわるわけはない。

p92より引用

これらの言葉が書かれた時期は違うみたいだけど、共通する部分があると感じたので2つ一緒に載せてみました。

特に2つ目が刺さりましたわ。
この言葉からも「まずは自分の心を見つめなさいよ」と受け取りました😌