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情シス小道具「予備機」

情シスの大切なお仕事、PCの提供。
初期不良に落下に紛失。そんな方々が助けを求めて駆け込んでくる。

でも、PCは1人1台。予備機という余剰なんてコストの無駄。という組織もよくある話です。
予備機が無ければ、PCを求めて阿鼻叫喚が響き、ついには情シス糾弾が始まります。

予備機を確保するにはどうするか。
旧機種を廃棄せずにとっておく、新機種を買うときにナイショで水増ししておく。
いづれも持続可能な方策ではありません。

予算計上しましょう

予備機は必要なんです。今時はPCなしには仕事になりません。
きちんと予備機を予算計上しましょう。
そして問われます。「適正な台数は?」

これはほんとに困ります。
自社実績の記録も無ければ、世の中に公式な推奨値も無い。(あったら教えてください)

5%と言い切る

「全体数の5%」を使って下さい。
根拠を問われたら、経験値ですと言い切りましょう。
10%では感覚的に多すぎですが、5%なら渋々認めてもらえるはずです。
100台につき5台。500人の会社なら25台。
目の前に予備機25台並ぶと、無駄遣いしたかのような罪悪感を覚えるかもしれませんが、1年もしないうちに消えていきます。
需要があるのですよ。

最後に

予備機が消え去る前に補充しましょう。
減った分+αを翌年予算に計上できれば、後は毎年繰り返すだけです。
5%の余裕が情シスを幸せにします。
できることならPC管理を外部委託したいところですが、割高で自由が利かないんです。



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