6月17日 技術速度の進化の速さに思う
6月17日ですね。
遂に昨日、Internet Explorerのサポートが終わりました。
起動しただけでEdgeが自動的に起動するようになったため、完全に息の根が止まったという感じですね。
弊社でも実は一件、Internet Explorerに依存したシステムを提供していましたが、なんとか切り替えに対応できました。
1995年に発表されたInternet Explorer。私がインターネットを使うようになったのが1996年ですから、ほぼ、私のネットライフと同じ年月を生きていました。そう考えると感慨深いものがあります。
もはや製品名にインターネットを付ける必要もなく、当たり前になったということですね。役割を全うしたというべきでしょう。
一時はシェア9割を誇ったものの、技術革新の流れは速い。
一方でソフトウエアの製品ライフサイクルは、マテリアルの商品と比較すると圧倒的に短い。多分、これからも短くなっていくことでしょう。
私は使用するソフトウエアを次々と変えるタチなので、ブラウザもあれこれ使ってきました。SleipnirやOperaも含めて。
ですが、私も世の中に氾濫するサービスや製品を全て試してみることはとっくの昔に諦めています。あまりにもさまざまな製品やサービスが頻繁に登場するので。
これからの時代はさらに多様な製品が登場し、次々と変わる製品やサービスや言語を乗りこなしていくことが求められます。
私もkintoneであればだいぶ使いこなせているとは思います。ですが、kintoneもこれからいろいろと変わっていくでしょう。連携サービスもこれからも続々と出てくることでしょう。PaaS/SaaSとなるともはや無限です。
どこまで勉強し、どこまで学び続けていられるか。
圧倒的なシェアを誇ったInternet Explorerですら、27年しか持ちません。
私自身の年齢の重なりとともに、時代の終わりを感じました。