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【今日からできる】写真が上手くなるテクニック

私は一ヶ月前くらい、急に写真が上手くなった。今回は急激に写真が上手くなる術を皆さんにも共有しようと思う。こんなことを言われても怪しいと思うが、本当に急に上手くなったのだ。
と言っても初心者が少し垢抜けたくらいの話であって、初心者がいきなり写真家やプロのような写真を撮れるようになるような話ではないです。カメラを買ったばかりの人や、いいと思える写真が撮れない人に向けのお話です。
また、3分割構図とか日の丸構図といった言葉を聞いたことがある上で、なんか自分の写真がパッとしないという方におすすめの記事です。

垢抜けた写真を撮る具体的なテクニック


いきなりですが、すぐにできる垢抜けた写真を撮るテクニックを言ってしまえば、被写体を「斜めから撮ること」です。
次の写真を見てください。

セブンティーンアイスの自販機

皆さんはこの写真を見てどう思ったでしょうか。駅のホームにあるセブンティーンアイスの自販機だな、と思いましたか?その通りです。私がここで感じて欲しかったことは心地よさです。特になんてことはない写真、ですが少し心地よい感覚を覚えませんか?自分がスマホで撮った写真よりなんだか垢抜けている感じがしませんか?
その心地よさや垢抜け感は「斜めから撮ること」から生じています。自販機や家のような面を持つ被写体ならば上の例のようにその面に対して角度をつけて斜めから撮ると立体感や奥行きが生まれ、一気に垢抜けた写真になります。
もちろん正面から撮った写真でも素晴らしい写真は多くありますが、斜めで撮るよりも正面で撮る方が圧倒的に難しいです。

なぜそれだけで垢抜けた写真になるの?

なぜ斜めから撮るだけでいい感じになるのか。この理由は分かりようがありませんので勝手な推測にはなりますが、伝えておくべきことが大きく2つあります。
1つ目は立体を斜めから取った場合2面が写るため立体の全体を把握できる感じがする。これによる安心感が生じることがあります。また、単純に2面が見れるので1面よりも情報量が多いことがあげられると思います。
2つ目は二点透視図法になり視線が2方向にに動きやすいからです。どういうことか以下の図で説明します。

下手すぎてなんかワロタ

まあ要するに自販機や家などの立体を斜めから撮ると消失点が二つあるように見えます。見た人はその2点の方向に視線が動く傾向にあり、飽きにくい効果があると考えています。視線の移動面積が多いことと写真の印象評価は相関する気がしています。この前提に立つと視線の移動方向が2つある2点透視図法に垢抜け感がある理由になります。

実例

こちらは典型的な2点透視図法であり、立体を斜めから撮った写真です。綺麗にパースが見えると思います。また、駐車場の模様や空の色など、セブンイレブン以外にも見る箇所があることも印象に影響を与えるでしょう。

こちらは川縁にある柵を斜めから取っていますね。こちらは2点透視図法というよりは、斜めから撮っていることによる奥行きを伝えたいです。また、橋と柵が交差することで立体感が生まれていることも印象に影響を与えているように思えます。

本質的なこと

今回は簡単なテクニックを紹介しましたが、テクニックをいくら学んだところで自分のしたい表現や納得のいく写真は撮れないんじゃないかと思います。では本質的なことは何か、それは2つの眼だと思います。1つはそもそも自分がどんな写真や物事を良いと感じるかという「審美眼」です。読んでくれている人には申し訳ないですが、正直テクニックを調べる時間で、多くの写真を見て自分がいいなと思う写真に出会うことが大事だと思います。もう1つは自分がいいと思った写真の要素を盗んで自分のものにするための「観察眼」です。いい写真のいい要素を真似る能力ということです。
具体的に言えば、SNSや写真集で自分の好きな写真を見つけて、それを徹底的に真似ることが上達への近道だということです。それを地道にやっていくことが本質的でしょう。テクニックはその一環で悩んだときのヒントという位置付けと捉えるといいと思います。

まとめ

  • 斜めから被写体を写すといい感じになる

  • その理由は正面から撮るより情報が増えることと、視線の誘導を促しやすいこと

  • 結局、写真の上達には審美眼と観察眼が大事

結び

私自身良い写真が撮れるように日々考察、撮影をしております。xに写真を投稿していますので見ていただけると嬉しいです。

それでは最後までお読みいだだきありがとうございました。今後も写真のテクニックや考えていることを書こうかなと思います。次回もよろしくお願いいたします。

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