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【驚異的】インタビュー・ウィス・キャプテン【隊長】

「Hey!日本の皆さん!LAの僕だよ!きみはもうCaptain Marvelの映画を見たのかい?今回は珍しくLAと日本は公開日がさほど開いてないからこの放送はネタバレにならないと思うが映画の内容に触れるので、気にする人は今すぐブラウザバックをおすすめするよ!それでは今日のゲストを紹介しよう!キャプテン・マーベルごと、キャロル・ダンバァァァァッスさんだ!ドーゾ!」

「アー、Hey guysダンバースだよ。なんか突然LAっぽい場所に呼ばれてわけわかんないけどよろしく」

「ダンバースさん!映画では隣宇宙の鋼の男めいた強さを見せつけましたね。本当に痛快でした。さっそく問題ですが、貴女の映画情報が公開されてから公式が”打倒サノスの鍵”、”アベンジャーズ最後の希望”強調してきたが、サノスを倒すのに何が策でもあるのでしょうか?」

「うーん、そうね……超光速で目の前に現れて、フォトンブラストでKABOOOM!と跡も残さず焼き尽くせばいいじゃないかな?」

「ははは(失笑)、貴女ほどの強者らしくシンプルな作戦ですね。他のヴィランなら何とかなったかもしれませんが、サノス相手じゃそううまくいかないと思いますよ」

「失礼ね。サノスとやらの力がどれ程なのか知らないし、作戦を建てるわけないじゃん」

「おっと、これは盲点でした。ではこれからキャプテン・マーベルと激突するであろうサノスの力を簡単に説明しよう、映画基準では、怪力無双で格闘技に優れ、時差操作ができ、現実を意のままに変えられ、テレポートで宇宙を一瞬で行き来する。最強の状態では指パッチン一つで宇宙半分の生命を消滅せしめた。ぼくが考えたさいきょうのヴィランみたいな奴ですよ」

「指パッチンで半分?そうか、それでフューリーが私を呼んだのね」

 キャプテン・マーベルは腕を組み、思索に入った。

「どうですかね?勝てそうですか?」

「うん、何とかなりそう」

「えっ、ほんと?是非教えていただきたいね!」

「まずは地球を元に戻そう。サノスは時間操作ができると言ったね。私もやってみよう」

「えっ、どうやって?」

「そうね。地球の軌道を超高速で飛び回って、逆転させれば?時間も遡るんじゃない?」

「は?」LAの彼は面食らったように口を開いた。「あれって、スーパーマンがやった謎理論……いやいや無理だって!時間はそんな風に動いてるのではないから!物理的ありえないから!」

「なぜそう思う?やってみないとわからないでしょう?それに」キャプテンの顔に自信に満ちあふれた笑顔が浮かんだ。しヘルメットが展開し、彼女の頭部を覆いモヒカンを作った。「私がいままで、全力を出したことないよね。自分の力がどれ程の物か、試してみたいと思ってたよ」

 本気だ……この人、本気で地球を逆転させれば時間を戻せると考えている!

「じゃあ、行ってくるぞ。ハァァァァァァァーッッ!!!」

 キャプテンは全身からエネルギーが高まり、恒星めいた輝きを放った!ゴオオオオー!室内に空気が吹き荒れ、コミックブックが飛び跳ねて、フィギュアが倒れて砕ける!

「アアアアーッ!?僕のコレクションがーっ!?」

 DOOOM!キャプテンは床を蹴り、天井を突き破り、天を衝く稲妻のように飛んで行った。

 LAの彼は床に生じたクレーターと天井の穴を茫然と見た。そして考えた。

 地球を逆転して時間を戻せたとして、なぜスーパーマンはすでに「見た」みらいの記憶を持っているのか?なぜスーパーマンは時間を巻き戻す現象の影響を受けないのか?だめだ、考えるだけで無駄なきがする。

 彼はビールを求め、散乱しているコミックとフィギュアを避けてながらキッチンへ向かった。

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