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俺はBANDAIアンチでSEEDアンチ

「そんなこと言っちゃって、結局SEED FREEDOM観に行ったんじゃないですか~」

そうだね。結局XのTLに流れてくるアスランがキラを殴る漫画とか、アスランがシンを殴る漫画とか、アスランとキラがシンを殴る漫画とか見て気になってしまったんだ。シネマの大画面で観るロボアニメはやはりいいものよ。そしてSEEDはやはりSEEDだった。冒頭に西川氏の歌声と共にコンパスが出撃、ブリッジでテキパキ指令を出すマリューさん、愛だの宿命だの形而上のものを叫び合いながらも最後は従来通りフリーダムがぶっ壊れ性能でて敵を圧倒して勝利。やってることはテレビとほとんど変わらないね。

……いや済まない。先ほどの発言は誠実ではなかった。実はSEEDのテレビシリーズはちゃんと見ていなかったのでどんな展開なのか後日にスパロボとかでおぼろげに覚えた程度だ。そもそもガンダムSEEDというコンテンツ自体は好きではなかった。

中学2年の時からかね、ストライクなどのガンプラが店に並んでいた。アニメはどういう内容かも知らないでとりあえずHGランチャーストライクのキットを買って、組んだ。

後にSEEDは夕方に放送されることになったので、夕飯を食いながら視聴していた。チャラチャラのキャラクターがチャラチャラのモビルスーツでチャラチャラ戦ってるという第一印象。当時がORIGINも読んでいでなんか展開が似ているなぁと思った。

ロボアニメなら概ね楽しめるがSEEDはなぜか口に合わなくてイージス自爆以降は積極的に視聴しなくなった。同時にガンダムの掲示板ではナチュナルとコーディネーターの代理戦争かの如く種廚と種アンチが議論をくり広げる様は実に醜く、よくもまあフィクションごときでこれほど熱を持てると関心したし、ガノタがオタクの中でも一二争う卑しいと思った。現行シリーズのSEEDがなんとなく嫌になった。スパロボに参戦しても極力使わないようにした。後の種死はSEEDよりも荒んだと耳にして距離を取ってよかったと思った。

SEED FREEDOMのガンダム映画最高売上達成は素直に祝ってやろう。実際よくできた映画だった。スゴックがエントリーするシーンとアスラン破廉恥な妄想するシーンはシアター内に笑い声が響いた。アスランは食ってるわ。この映画のMVPよ。

Xで「20年の時を経て、ようやく視聴者の心に余裕ができてSEEDを許せることができたんだ」という旨のポストはとても頷けた。福田監督はよくやった。グレンダイザーも期待している。

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