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五年ぶりの国内旅行 2日目

一日目

おはようございます。ただいまは朝7時、朝ごはんを食べようと思います。

この四角いの包み、多分サンドイッチだとおもいます。開けてみましょう。うん、サンドイッチでした。何が挟んでいるでしょう?

これはひどい。具が少ないうえに、パンが乾いていてぱさぱさだ。軍隊の朝食よりひでえ。日本のセブンのサンドも結構詐欺していると聞くけどパンの質がいいからまたマシだ。

食うけどね。うぅ……ぱさぱさだ。口の中が砂漠に化している。俺は不満を抱えて部屋に戻り、出掛けの支度を始めた。外から罵声が聞こえる。

「あ”あ”あ”あ”!!?なんなんだよてめえぁ”あ”あ”あ”あ”!!?」
「どういうとつもりだよあ”あ”あ”!!?」
「マッポ呼ぶかああ!?訴えってるよぁ”あ”あ”!?」

なんだよ朝から……こわいよ。俺が泊っている宿は個室のあるホステルみたいな感じな場所なので外の音が良く伝わってくる。怖いから俺は早めにホテルを出た。

美麗島駅で地下鉄に乗り、西子湾へ。降りた俺は今日の第一目標へ向かった。朝食の食べ直しだ。あんなサンドで一日の元気を得られるかってんだ。

今回食べるのは、南部で人気な朝食屋である丹丹漢堡(タンタンバーガー)、ハンバーガーとお粥、麺線などを同時に食べれる、すてきな店だ。

照り鳥バーガー+揚げワンタンの餡かけスープの14セットにした。

これだよ!主食ってのはこうでないとな!バーガーの味は普通だけどホテルのアレより万倍マシ。そしてスープが予想より甘口で驚いた。ワンタンの具まで甘い。南部の調味は甘めだと聞いたが想像以上だ。俺が済んでいる北部とは全然違う。ちょっとなれる必要があるな。

ご機嫌な朝食で元気になった。日本でもこう、バーガーとそばを同時食べれる店作らないか?通うよ、数年に一度。

店を出て、フェリー乗り場へ向かう。GO TO SEA。

船はこちら。一階はバイクが収納される空間で、客席は二階。船に乗ると何というかこう、ワクワクして、高揚するね!船が発ち、港が遠くなる。

ラファエル艦。大学の時は見学で中に入ったことある。

海の上いると、体と心も開放的になりますな〜 えぁ?もう着いた?早っ。

船旅が7分ぐらいで終わった。高雄の沿海に細長い島、旗津(チージン)へようこそ。観光客向けにこういうバイシクル2台をくっついたキャリッジはレンタルされているが、ダサすぎるので歩くことにした。こう見ても俺は昔億超えの車で暴走(はし)った装甲歩兵だったんだ。

島一番高い高い場所に登った。

向こう岸が高雄市。こう見ると本当に近い。

旗津の街並み。

灯台の中にクドゥルフの眷属らしきゆるキャラを発見。ゆるキャラ……?

下山途中に見かけて鳥、結構いる。大胆で近づけてもなかなか逃げない。

鳥ケツ

尻尾の羽は特徴的、キレイね

丘を降りて海水浴場へ、ビーチに砂像があった。

ポセイドン!迫力ある!よく見たら腰以下は触腕になっている。凛々しくて禍々しいぜ。

それからは旗津にもう一つのフェリー乗り場である中洲に向かって、沿岸を4kmぐらいあるいた。天気が曇りで風がそこそこ強くて快適。およそ40分ぐらいで中洲フェリー乗り場に到着したが。

「……ワッダヘウ?」

次のフェリーが来るのは14時50分だぁ?いまは13時5分、ほぼ二時間後じゃないか!途中で昼飯を食わなかったら12:50の便に間に合っていた……どうする?ここでnote書いたりゲームやったり時間を潰すか?いや、俺観光に来たんだ、グズグズスローライフやってる暇はない。

「OK、GOOGLE。他にここから出る方法はないか?」
『フェリーの時間を事前に把握せずしくじりやがったか?HAHAHA!笑ってやる!』
「るせぇ!あくしろ!」
『どれどれ……お前運がいいな!6分後、さっき飯を食った店の近くにバスが来るぞ!走れ!』
「うおっ!?」

GOOGLEの言う通り、少し待ってたらバスが来た。小さくてボロイバスだったが、大量のタイムロスが免れただけでありがたい。

『あと俺様にも感謝しろよ』
あーはいはい、どうもねGOOGLEさん。

旗津は工業も島と本土は海底トンネルで繋がっている。それを通って前鎮エリアへ。

午後の目的地はここ、夢時代広場。なんかAEONっぽい。結構デカイモールだ。

アッ、ここは!軍役時代、もっと南の県で演習していた頃、休暇の時はいつもここでボスを降りて解散して、夕方になるとここで集合してバスで軍営に帰っていった。なつかしい。みんな元気かな……いや、言ってみただけだ。あいつらの現状など知りたくはない。

爆買い(自分標準)した。まさかまた在庫あるとは。ここで買わないともう二度と手に入れられないと思うので即購入。

外では雨が降り始めた。結構歩いたし疲れた。まずは宿に戻って休憩して、夕食は何にするか考えよう。

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