見出し画像

ニンジャヘッズはきっとベイブレードにハマる②

ドーモ、ニンジャヘッズの皆様。あなたは私が去年に書いたヘッズ向けのベイブレード紹介記事を読んでからカラテが高まってじっとしていられなくなり、一番近いAEON駆けつけてベイとスタジアムを購入し、毎日毎日ベイを回して、ベイブレードすなわちカラテであることを深く理解したはず。

そして現行の超王シリーズで、ベイブレードさらなる進化を遂げ、バトルホビー界に新しい旋風を巻き起こした。

超王、"スーパー"と"キング"を合わせて、"スパーキング"と読む。超王ベイのバトルはまさに名の通り、火花が散らすほど激しさであった。

「BWAHAHAHAHA!  MWAHAHAHAHA!」
 スタジアムに響き渡る哄笑!サツガイは強引にヴァルキリーの手を掴んで、自分の胸にある空洞に突っ込んだ。
「な、何をする!? ヤメロー!ヤメロー!」
 突如に現れた超自然の存在にヴァルキリーがカラテを構えることすら忘れてしまい、ただ畏怖し、されるがままになった。
「遠慮するな……恩恵というのは、甘んじて受け入れるものだぞ……オーディンに代わって、オヌシに力を授けようってか?BWAHAHAHAHA!
「AAARRRRRRRRRRGH!!!」
「MWAHAHAHAHAHAHAHA!ついでにスタジアムも一新するぞ!」
 暫くして、ヴァルキリーが再び目を開ける際にサツガイはどこにもいなかった。彼女は立ち上がって、自分の胸に手を当てた。己の中に新しい力が宿ったと直感でわかった。彼女は進化(イヴォルヴ)した。

画像1

これがサツガイと遭遇あいたヴァルキリー=サンがの新しい姿、ブレイブヴァルキリー .Ev'. 2A です。面積が一回り大きくなって、面構えもより精悍になったね。

画像2

分解するこうなります。超王ベイの構造を見てみましょう。
①チップコア。超王チップの真ん中に嵌るチップ。色んなカラーバリエーションがあるので好みのやつを使いましょう。金属でできたチップコアもある。
②超王チップ。ベイブレードの顔、魂とも言えるパーツ。
③ドライバー。ベイブレードの足。ベイがどんな風に動くかはドライバーによってかなり違う
④シャーシ。超王シリーズで新規登場した超重要パーツ。ベイをロックするための山は今回シャーシに刻まれている。ブレイブヴァルキリーに使われた2Aシャーシにはラバー製の3枚刃がついている。
⑤リング。ベイのメインウェポン。攻撃と防御の要。こっちのブレイブリングは黄色い部分がラバー材質になっている。

チップ、リング、シャーシを組み合わせると、ブレイブヴァルキリーのレイヤーが完成します。

画像3

まるで二枚のスリケンが重ね合わせた形。リングとシャーシで構成された超大型3枚刃、しかもラバー材質による柔拳めいた攻撃が超王シリーズのなかでも最強クラス。従来のベイブレードはレイヤー、ディスク、ドライバーのサンドイッチ構造たが、超王シリーズではシャーシがディスクの役割の担っただけでなく、大型化によってさらに攻撃力が上がった。簡単に言うと、カタナと脇差の二刀流から両手カタナの二刀流になったって感じ。カタナを両手で持つと攻撃力が倍、さらに高速回転をかけると100倍です。

画像4

そしてドライバーのエボリューションダッシュにも秘密があります。写真の左が新品で、右が結構回したやつです。新品は軸先に突起がついていて、程良くのスピードを維持しながら安定に回ります。しかし回っている内に突起が削れて平らになり、高速で動き回る暴れ馬に変貌!まさに進化(イヴォルーション)!

「イヴォルーション!素晴らしいジツ!」
 ゴウランガ!サツガイから授けられたヒュドラ・ニンジャクランのイヴォルーション・ジツによって全身が青い外骨格に覆われた重装甲騎士に変貌したヴァルキリーがいとも簡単にテイオウドラゴンを破壊した!残心するヴァルキリーの前に、新しいニンジャ戦士が立ちふさがった。
「あ、貴方はッ!?」
「ドーモ、ドラゴンベインです」

画像5

ドラゴンベイン=サンごと、レイジロンギヌス.Ds'.3Aです。ロンギヌス最大な特徴であるメタル搭載リングは3Aシャーシを組み合わせて。

画像6

リングとシャーシで一体化したヤリ状の超巨大アッパー刃で相手を下から突き上げて吹き飛ばす!ラバーの弾力を利用するヴァルキリーに対して、ガチガチの硬さで攻めてくる。その破壊力は絶大だ!

「ドーモ、ヴァルキリーです。英雄ドラゴンベイン=サン、貴方のことは知っている」
「だが俺はお前をしらん」
 ドラゴンベインは肩に担っていた巨大槍『ハゲシイカルロンギヌス』を構える。漲るカラテが陽炎のように背中から立ち昇る。
「噂通り、寡黙な方ね」ヴァルキリーも両手にカラテ・ジャベリンを召喚した。同じ組織のニンジャとはいえ、スタジアムに立った以上、やることはただ一つ。カラテだ!「私のカラテが英雄に届けるか、試させてもらおう!」
 ハゲシイカルロンギヌスの恐ろしい質量がヴァルキリーに襲い掛かる!
「ンアーッ!」
 カラテ・ジャベリンをクロスしてガードするも重量に押し負けてふっ飛ばされた!そのまま場外の深淵へ……01101110001101101011……

今回のニンジャスレイヤー担当、ネイキッドディアボロス.11.Pr 極です。

画像7

赤黒い配色と凶悪のドラゴンの意匠がとてもニンジャスレイヤー。GT(ガチンコ)ベイですがディフェンスと言われるネイキッドと11(パラドックス)ディスクの組み合わせはGTシリーズ最高の防御力を誇る、超王ベイとも張り合えるカスタマイズです。戦わせましょう。

「グワッ……カハッ……イヴォルーションしても、勝てないとはッ」
「オヌシの負けだ、ハイクを詠むといい」
「ま、待ってニンジャスレイヤー=サン!ここは爆発四散しても、いつの間に元に戻って、また戦いを強いられる。そういう場所だ!」
「無駄口で私を惑わす気か」
「気づいてないのか?境界線の向こうに、薄ら見える大きな手が……貴様も私も、あの手によって遣わされて、無意味の戦いを繰り広げるだけのおもちゃなんだよ!だからここで私を殺しても何の意味も」
「意味を決めるのはオヌシではない。イヤーッ!」
「ンアーッ!サヨナラ!」
 ニンジャスレイヤーの断頭チョップに延髄を切断され、ヴァルキリーは爆発四散した!
「何度でも蘇るといい、その都度に殺す」
 ニンジャスレイヤーは残心し、メンポの呼吸穴から地獄めいた蒸気を吐きだした。

いかがでしたでしょうか?超王シリーズが終わり、2021春からベイブレードの新シリーズが始まります。次のヴァルキリー=サンがどうなるか、今からが楽しみです。

今更終わってしまうシリーズがの紹介とかもう遅くない?と思った方がいるでしょうが、そんなことありません。ニンジャスレイヤー=サンが見せてくれた通り、旧シリーズが新シリーズに絶対勝てないことはありません。むしろ店が在庫処理のためにディスカウントしてくれるので今こそが買い時です。推しニンモチーフのベイブレードをカスタムして、高速回転カラテの世界に没入、しよう。




当アカウントは軽率送金をお勧めします。