見出し画像

目を覚ませ僕らのカード情報が何者かにバレているぞ!

それは訓練でもリハーサルでもない、そしてこの記事はグリッドマンが出ない。

おはようございます、他人の不幸でメシがウマいの時間です。どうか私が経験した不幸で笑顔になって明日を生き抜く勇気をもらっていってください。

昨年の12月頃、カード契約している銀行からSMSが届きました。いつもの「お金に困っていたり投資したりしていませんか?スシロー2万皿相当のお金を今すぐお貸しできます!」かと思ったら、違いました。

「12月6日にクレジットカードに介してスシロー13皿相当のお支払いが発生しました。見覚えのないお支払いにご注意ください」とSMSに書いてありました。

該当のカードは遺産を受け継ぐために口座を開いた際にもらったVISA付きキャッシュカードで普段は使う機会が少ない。すぐに危機感が働いてすぐカード会社に電話をかけたが、有人カスタマーサービスは何回かけ直しても取り込み中で繋がらない。怠いけど直に銀行に行くしかないようです。

色々あって、銀行に行けたのは2日後になってしまいました。銀行員さんにログを調べてもらうと、12月6日以降にも数回に分けてスシロー13~20皿分の支払いが発生して、トータルでスシロー80皿が支払われたとのことでした。

「全部Facebook経由で支払われたんですねー。このなんとかDUBLINという支払先は見覚えないですか?」

DUBLINといえばアイルランドの首都。そして私とアイルランドとの接点といえばギネスやウイスキーを飲んだことあるぐらいしかありません。Facebookのアカウントを持っているが、もう10年以上ログインしておらずパスワードも忘れている。とどのつまり、私が自主的に金を払った可能性がありません。

「Facebookを使っておらず?本当ですか?」

銀行員は未開人でも見たかのような口調でした。この国におけるSNSの使用人口一番多いのはFacebook、その次はInstagramとなっている。私はLONE WOLFのためどちらも使っていません。私はかっこいいという旨で銀行員に伝えました。

「まあいいでしょう。とりあえず今カードの廃棄処分にし、新しいカードを発行いたします。不正利用の件はこちらからVISAに報告します。確かに情報漏洩による不正利用と承認された場合、損失した金額を払い戻されるでしょう」

払い戻されるでしょう、ですって。つまりお金が戻らないという可能性もあるってことですか?

「まあ、そうですね。なにしろVISAはBIGなんで」

なるほど、わかりました。ではお願いします。

銀行を出たあと、私はカード情報がいかに漏洩したか考えてみました:

  1. この前に居酒屋で飲酒したあと、胡散臭いインド系の手品師に絡まれてしつこく現ナマを要求された際に財布の中身を見られた。その際はスシロー25皿分をぶんどられた。インド映画を観て育てたインドに対する好感度が一気に0ところかマイナスになったクソイベントでした。

  2. この前沖縄への航空券を予約すべくPeachのアプリでクレジットカード登録しようとしたが手続きが長引いてその間ハッカーに情報を抜かれた。そして結局カード登録は通らなかったんですよね。

  3. スキミングに当たった。該当カードはクレジットカードとして使うことはあまりないがキャッシュカードとして現ナマをおろしたことが結構ありました。スキマーを見分けるなんて市民にとって難しすぎですよね?

とまあいくら考えても損失が出た今じゃ遅いです、皆さんもクレジットカードを扱う際は気をつけましょう。胡散臭い手品師に絡まれたらすぐに逃げるかぶっ殺してやりましょう。

こうして私は失意を抱いて今に至りました。こんな私が哀れと思ってメシをウマく感じましたらこの記事をスシロー1皿分の金額で購入すらば幸いです。これからも読者様のメシをウマくするために尽力していきたいと思います。

ここから先は

74字

¥ 120

当アカウントは軽率送金をお勧めします。