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【nier:automataプレイ日記④】

◆人類会議よりメッセージです◆
あのな、機械の喋り方がさあ。カタカナひらがな漢字全部混ぜ合わせて超読み辛いけど何とかしてくんね?
◇ヨルハ部隊の返答です◇
承りました。ではこれからは読みやすさ重点に全部普通の日本語に翻訳しておきます。引き続き、nier:automataプレイ日記を楽しんでいてください。
これまでのあらすじ:人類を模した機械生命体、アダム(別称:浪川型)を倒し、9Sを救出に成功した2B。次の任務は親玉であるアダムが死後、機械たちの動向の偵察であった。2Bはパスカルとともに、平和協定を求めるドーモ教団のアジトである廃工場へ向かった。

「教祖さまが、死んだ……?」「死んだ?」「違う!カミになったのだ!」「教祖さまのソウルがキンカン・テンプルへ昇り、カミになった!」「きっとそうだ!」「そうだそうだ!」「カミになった!」

「なんだこれは!?」「いやな予感がします……」2Bは戦闘態勢を取り、パスカルと背中を合わせた。最悪の場合、パスカルを守りながらドーモトルーパーの大群と戦わないといけない。そして経験上、状況は常に最悪の方に進むものだ。

「皆もカミになろう!」「なろう!」「カミになろう!」

「「「「「教祖さまが、カミに、なった!」」」」

「「「「「私、たちも、カーミになるっ!」」」」」

「「「「「教祖さまが、カミに、なった!」」」」

「「「「「私、たちも、カーミになるっ!」」」」」

ドーモトルーパーたちは一斉にトーチを持って踊り出した。全員目が赤く光り、宗教的熱狂を帯びている!

「「「「そして、貴様も、カミに、してやる!!」」」」

トルーパーどもが2Bとパスカルを攻撃し始める!

「クソッ!」SPLAAASH ! 2体のポットがレーザー砲でドーモトルーパーを薙ぎ払うが、殉教的な機械兵は死を恐れず、黙示録に記した蝗禍の如く襲いかかる! 

「カミになれぇー!」「イヤーッ!」カタナ斬撃を繰り出す2B!「ピガーッ!」「カミになれぇー!」「イヤーッ!」カタナをブーメランめいて投擲!「ピガーッ!」「イィィヤァアアアーッ!」ツーハンデッド・カタナブレードツルギに持ち替え、回転イアイ斬撃を繰り出す!「「「ピガガーッ!」」」

殺戮の旋風に化したアンドロイドは刃で、銃弾で、ミサイルで死を分配していく。

「2Bさん、早く脱出しましょう!」「その必要はない! 向かってくる奴を最後の一体まで破壊すれば良い!」「ですがっ」「これがヨルハ軍人のやり方だ! 民間人が口を出すな!」

気圧され、パスカルはエレベーターのドアを抑えながら、戦っている2Bを見守るしかできなかった。

ーー五分後

「やはり駄目だった。こいつら幾ら破壊しても湧いてくる」2Bは足止めのレーザーでドーモトルーパーを退けて、エレベーターに乗り込んだ。

「だから早く逃げよと言ったじゃないですか」

「すまなかったな。でもこれを見よう」2Bは自分の口座残高をポットに投影させた。「結構稼いたな、気晴らしもできたし、決して無駄ではなかった」

「貴女って人は……」

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