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【辛い麺メント】支那麺はしご三連食
日本一偉ェ人の生息地(おうち)のすぐ隣に辛い麺屋がある。
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支那麺はしご。ここは美味い。美味すぎて東京で5日の滞在中は3回も訪ねたというハマりようだ。これがその記録である。
1回目
日曜日の17時頃に入店。客は俺以外一人しかない。席はL字のカウンター席のみ。
店先に置いてあるアルコールをふっかけて両手を消毒、席に就く。
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メニューはある程度把握している。基本スープは2種類、トッピングは4種類、辛さはマイルド、普通辛、中辛、激辛の4レベルがある。まずは小手調に中辛の太肉酸紅(さんほん)麺を注文すると同時に「ごはんは要らないか?」と聞かれる。この店は目を注文すればごはん2杯まで無料サービスだが、今日はこの後で東京駅の方へブリトー食べに行く予定なので遠慮しとく。
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注文してからわずか1分ぐらいで麺が出てきた、速い。トッピングは太肉3枚とお野菜2本、シンプル。
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おいしそうなスープのにおいが立ち昇る。辛味と酸味がバランスよく取れて食欲を促す。酸紅麺は四川料理の味付けとメニューに書かれているが、八角や花椒バンバン効かせる麻辣味ではない。中辛だけど啜れるほど辛くはない。と言ってもじゃ激辛をチャレンジしてみたらと言われると躊躇するかな。店によって激辛の定義が違くていきなり地獄を見ることになるかもしれないからね。旅先だし、内臓の健康は大切に。
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太肉はお箸でつくとすぐほぐれるのいい具合だった。脂肪が辛さを和らげてくれる。
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漬け物を入れて味変してみる。大して変わらなかったけど麺に植物繊維のシャキシャキ感が加わっていい感じだった。植物繊維は大事。
2回目
先ほど秋葉原で焼き肉食べたけど、入ってしまった。1回目の時と違ってお客さんが結構入っている。多くはスーツ姿のサラリマンやOL、白人のおじさんおばさんも数人いる。グローバルに通用する味だ。
それにしてもごはんに漬け物を載せて食べている人が多く見かける。これがここの正しい使い方のようだ。
店内の込み具合だけあって料理はすぐに来なかった。隣席のおじさんは「頼だけどさ、うん、待たされすぎたから、うん、もう、要らん」と運ばれてきたギョーザを返品した。よく見たらビールも結構も200mlぐらい残っているじゃないか、勿体ねぇ、俺が取ってきて飲みたいぜ。
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麺類は焼き肉屋で頂いたばかりなので、ギョーザとビールだけを注文。ギョーザは5個で900円。やや高いか。
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中身はぎっしり詰まっている。美味かった。
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目前の冷蔵庫に気になる物があったので注文。瓶入りのウーロン茶は初めて見たぜ。とてもフレッシュな味わいで酒で鈍った脳をリフレッシュしてくれる。
3回目
今日はパルプスリンガーの遊行剣禅さんも参加して頂いている。
「遊行さん、辛い麺メントしません?」
「あっいいですよ」
もはやフォロワーの間に辛い麺メントは一般用語である。誇らしくてたまらないぜ。
昨日よりも店が混んでいる。隣席の白人のおっさんのケツがクソデカいせいで俺が椅子を半分に座るはめになった。
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排骨担々麵(中辛)だ。さっぱり系の酸紅麺と対象的に担々麵はスープが濃厚でミルキーな感じ。美味かった。今回はごはんを頼んで漬け物のせてみたけどなるほど、こういう食べ方する人がいっぱいいるわけだ。排骨をスープから摘まみだしてごはんのおかずにしもなかなかいける。
遊行剣禅さんは自分が注文した中辛の鶏絲 (ちいすい)酸紅麺に対して「好みの味」「ちょうどいい辛さ」「うめ~」などのコメントを頂いた。気に入ってくれて何より。付き合ってくれたお礼として焼売(4個いり)を追加して彼とシェアした。
というわけで、総理官邸に立ち寄った際は支那麺はしご赤坂店で辛い麺メントしてみてよう。阿部元首相もお訪れした店だから、味は日本政府が保証していると同然だ。きみの食レポもよかったら読ませてくれ。
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