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久しぶりZOOに行った

国外いけないのなら、国内で遊ぶしかない。

端午の四連休、人間以外の動物と触れ合いたい衝動に導かれ、俺は台北市動物園にやってきた。懐かしい。前回来たのは十数年以上か、色々変わったな。今やチケット買う必要すらなくSuica的なものがあればすいすいと入場できる。大人一人の入園料は日本円に換算してわずか180円。安いぞ。

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正門にある穿山甲の電話ボックス

記憶にある風景、しかし随分狭く見えるな、いや、俺がデカくなったか……そして空気がいい。昔は外からでも獣臭くてしょうがなかったのによ。改善したじゃん。

まずは昆虫館に行く。ここは昔紙コップで出すタイプの自販機でコーラを買ったら大量の蟻がコーラと一緒に注がれた、楽しい思い出の場所。ちょっと頭をあげると。

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カマキリのモデルが睨んでくる!こわい!この腹の彎曲がリアルすぎる。

温室に入ると、大きな蝶が舞っていた。オオゴマダラだ。このモンシロチョウが巨大したような虫はその巨体ゆえに、動きが鈍い。素手でも簡単に捕らえられる。この通りな……む、ほっ、ハァーッ!ダメだった。俺も腕が鈍ったな……他を探ってみよう。この温室はたくさんの虫を放し飼いしている。虫が集まるように腐ったパッションフルーツとパイナップルが随所に設置してある。

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コノハチョウだ。腐ったパッションフルーツを吸うに一心で触っても逃げなかった。

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コクワガタ。頭をパイナップルに埋まってる。

他にガラスケースで飼育している虫も。

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なんかのナナフシ。かっちょいい。

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コノハムシだ!生きる個体を見るの初めて。外見が完全に葉に似せているだけでなく、葉が風に靡いて揺れ動く動きも完璧にこなしている、すごい生き物だ。ケースの中なのでバレバレだけど野外なら見分ける気がしない。

次のエリアに行こうぜ。かわいい動物エリアだ。果たして昏倒に可愛いかどうか。

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可愛いかった

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プールのなかでくつろいでいるピギーたちは蘭嶼豚。台湾の東南方にある離島の固有種だよ。氷河期ユーラシア大陸から渡来したイノシシが馴化されて家畜になったんだって。原始的な風貌が色濃く残っている。耳が小さくてピンと立っている。身体は小さくて頑丈。粗食にも耐える。島民たちはむかし魚の骨や芋の皮を与えていたらしい。こう見るとかわいいよね。

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ドンキーちゃん。ご飯に夢中だよ。

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最近この動物園が推している穿山甲だよ。アリシェイク舐めてるかな?この子は将来新しくできる熱帯雨林館に移住するらしい。

前の部分の一通見た。これからは坂をるぞ。本当に売店が増えたな、ちょっとしたフードコースまである。

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当然この子は食用ではない。めちゃデカイよ。めちゃ頑張って葉っぱ食べようとしているよ。

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お猿さんだ。白髪がパンク。

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草をむしゃむしゃ食べているよ。

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熱くてでハイエナも伸びたよ。

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鳥園にきた。トキ……

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人間とガチ戦争して勝利した鳥。

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一人用のプール。子供の特権だ。

感想:
・臭いが大幅に改善した。これはかなりナイス。
・売店と自販機が増えて休憩に困らない。
・炎天下で飲むコーラが美味い。
・やはり熱いせいで動物たちの活動力が低い。みんな蔭に隠れて姿を現さない。しょうがないね。
・一通り歩いたけど「つまんなーい」「キモい悪いw」「ブサイクw」など低知能な言葉が全然聞こえなかった。民度が高くてとても心地がいい。

今度は涼しい日に休暇を取ってまた来たいね。

小ネタ:


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