少しBANDAIを憎まなくなった

映画プリキュアオールスターズF、1月19日にみなみの国で公開だ。

めでたい。日本に行かなくてもプリキュア映画観れるなんて人生初めての体験だ。異常者である私は二日遅れて21日の午前にシネマに卑しく赴いた。もちろん日本語音声。ミラクルライトの配布はないが、来場者特典としてイラストハガキをもらえた。

雪山組だ。ほかのバージョンもあるけどもランダムに配るのでコンプしたい人はたくさん見て映画収益に貢献しよう。

60席の小さいシアターの中、私も含めて観客は3人しかおらず、全員成人男性だった。異常者しかいない空間。これでいいんだよこれで。ミラクルライトありの上映は情緒があって好きだけど、暗闇の中に突如に煌めくLED光で気が散ることも多々ある。正当なお客様も居ない。映画鑑賞に最適な環境で満足な一時間を過ごせた。

ここで私はBANDAIと引き取りして我が国におけるプリキュア再興に力を注いだMUSE社に感謝を申し上げたい。長きに渡るプリキュア無き暗黒の時代、2020年に突如にヒーリングッドが放送開始から2024年に至ってはバイクで走れば20分のシネマでプリキュアの映画を観れるようになった。さらにスカイとプリズム二体の着ぐるみを投入して宣伝したり、撮影会したりして「絶対にみなみの国でもう一度プリキュアを盛り上げるぞ!」というMUSEの気概に私は感服した。ここ数年に溜まったBANDAIへの負の感情が何気に薄まったし、空もいつもより広く明るく見える。

良い映画を作ってくれたことに免じて、2週間ほどBANDAIに対するヘイト発言を控えよう。


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