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バーズ・オブ・プレイとハーレイ・クインのプリン離れ

ネタバレは極力しない

いかれたメンバーの紹介から始めるぜ。

ハーレイ・クイン

皆大好きいかれた女道化。鈍器が得意。スーサイドスクワッドの最後でプリンちゃんにプリズンから救出されてめでたしめでたしだったがなんやかんやで別れてしまった。ジョーカーの庇護を失い孤立無援になったハーレイに、警察とギャングが動き出す!

ガキ

養父母から虐待を受け、スリでゴッサムのストリートをサバイブしているクソガキ。名前はカンサンドラ・カイン。悪名高いハーレイにスリを敢行し成功する豪胆と図太さを見せた。

ブラックカナリ

ブラックカナリ!初映画登場おめでとう!ブラックマスクが経営するクラブで歌手を勤めているが、悪党の下で働くことで心の中に秘めた正義感が呵責されている。叫び声で衝撃波を起こす超能力を持っている。

刑事

モントーヤ刑事。80’s刑事ドラマ風でしゃべるおばさん。同僚とハーレイたちからも「ドラマ観すぎ」と評された。いくつの事件を解決するも功績がパートナーに奪われて不遇。接近戦は意外と強い。

ハントレス

最近ゴッサムに現れた新しいヴィジャランティ。クロスボウでマフィアを狩る。「私は……ハントレスだ!」と何度も名乗るので印象が深い。

ブラックマスク

本名ローマン・シニオス。元大企業の社長さん。現在はギャングのボス。仮面と顔に執着心があり、世界各地の仮面と風乾人頭などをコレクトしている他に、処刑する際は顔の皮を剥くことを好む。本気を出すときは髑髏を模した黒い仮面を被る。

一粒のダイアモンドが六人の運命を結びつけた。

🃏

「DCCUも懲りねえな。また各の料理ができていないのに幕の内弁当を作りやがった」

アクアマンとJOKERで少し名誉を挽回したが、ジャスティスリーグとスーサイドスクワッドはの前例があるのでやはり心配になる。

僕は大部優しい人で、映画に辛辣な批評を浴びせることはほとんどない。でも「ジャスティスはつまんなかった」「ステペン太郎」「ウィルスミスに忖度し過ぎ」「こいつらをいなくてもいいんじゃね?」とか言われる理由もわからないわけでもない。そんなDCCUがまたヒーローチーム映画に手を出した。懲りねえな本当に。でもハーレイのためなら観ちゃう。

全体的悪くなかった。あのストーリーの語り方でよく観客を混乱させないものよ。僕は理解力が高いからかもしれないな。

あと暴力もいい。ハーレイが出て殴る!グレネードランチャーを撃ってから銃床で殴る!バットで同業者を殴る!ハンマーでギャングを頭蓋陥没させる!そして膝破壊!膝破壊が痛そう!えっ二回も!?ヤッター!膝破壊大好きマンの僕向けだ。過激の表現がなくとも拳と肉、鈍器と肉がぶつかり合う音で興奮できた。

説教臭くないのもいい。主要キャラがほとんど女性で野郎どもをボッコボコにするいかにもフェミニズム意識が高めの内容だが、それらしいくどいセリフは一切なかったのが凄い。暴力の世界に性別はない。あるのは強者と弱者だけってことを分からせた。僕の愚鈍な男性脳がフェミニズム的メッセージを受け取れなかっただけかもしれないがな。エンドゲームのクライマックスで女性ヒーローたちもアセンブルするシーンはフェミニズム的メッセージがかなり高い例とします。

持病を持っている不遇のコミディアンが大物ヴィランになる人間性を深く描いた映画もいいが、セクシーでかわいく頭が飛んでいるベイブが暴れる映画もまた必要だと思うよ。膝壊すし。膝を壊す方が好き。

それでも「誰だコイツ!?」「やらなくてもいいんじゃね?」と言いたくなるシーンは確かに存在する。要注意ね。僕は公平かつ公正な映画愛好者です。

以上です。映画館に入って観るか観ないはあなたの判断に委ねよう。

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