お金を払って利用しているサービスの「ときめき度」を考える
確定申告の時期になった。今年で4年目ともなればもうだいぶ慣れたものだけれど、2018年を振り返って何にお金を使ったかをみているうちにWebやクラウドサービスに定期的に支払う金額があるよなぁと気づいた。
そういえば、近藤麻理恵さんという方のお片づけメソッドの話をよく耳にする。あんまり詳しくはしらないけれど「ときめいたかどうか」で部屋に残すものを決めるというやり方のようである。なるほど、それはわかりやすい判断軸だ。ならばわざわざお金を払って使うサービスもときめきがあるのかどうかで判断してみてもいいのかもしれない。
1. Kindle
サービスにお金をかけているというわけではないのだけれど、電子コンテンツとしてものすごくお金をかけているのはKindleだ。購入しているものの8割は漫画なのだけど。あとは小説と、デザイン本や技術書。
もともと読むのが好きだから本を購入するのを止めることはもちろんできない相談だけれど、Kindleを使い始めてから買ったうちの2割くらい、いや3割くらいはきっと電子書籍でなければ買っていなかったはず。
「本」という物理状態だと買うときに「家のどこにしまおう」と一旦ブレーキがかかる。電子書籍にはそれがない。これまではときめき度が★5〜4のものしか購入していなかったのを、★3〜2のものまで手を出し始めているからというのに他ならない。
結果、買って後悔したものもあったし逆に買ってよかったものもあった。思っていたよりずっといい、というのは買い物体験として最高部類のときめきなんじゃなかろうか。
この1年でやっと小説もKindleで読みなれてきたことではあるし、ときめく本にもっと出会っていきたい。
[ときめき度] ★★★★☆
2. Adobe Creative Cloud
ときめかないわけがない。
たかだか月5000円程度でAdobeのすべてのアプリケーションが使い放題!
いい世の中だなぁ。
[ときめき度] ★★★★★
3. Office365
うーん、何もときめかない。もっと言ってしまえばOfficeソフトをもう使いたくはない。ローカルにデータを置いておきたくない。Googleドキュメントとスプレッドシートとプレゼンテーションで十分でしょう。
あれ?もうこれ止めてもいいんじゃないかなぁ?
人から送られてくるOffice系データをなんとかできれば、もう必要ないのではないかな?
[ときめき度] ☆☆☆☆☆
4. Google Drive
昔あるストレージサービスを使っていたのだけれど、そのサービスが気づかない間にクローズしていてデータが消えた恐怖を知ったあの日から、Google Driveを頼りに生きてきたので、君と離れることはできない。
ときめきを感じるとかではなく、もはや依存しているといってもいい。
難点は料金がなかなかいい値段なことと、サービスが重いことだろうか。
[ときめき度] ★★★☆☆
5. Flickr
実は最近PROアカウントにしてしまった。Freeではもう容量が1000枚程度しか残せなくなるというのだから致し方ない。
Google Driveにも残しているけど、ブログを書くのにFlickerが便利だし、やっぱり写真はFlickerのが見ていてときめくし。
そのうちもっといいサービスを見つけたら乗り換えるかもしれない、くらいのきもちではあるけどね。
[ときめき度] ★★☆☆☆
6. Amazon Prime
気づいたら入っていてそのまま、という流れではある。でも実際のとこPrime Videoを結構頻繁に利用しているし、そのおかげでいい海外ドラマを見ることができた。見終わったシーンをBGMに作業している日も多い。
もう少しアプリの検索性が優れてくれたらなぁ。
[ときめき度] ★★★☆☆
7. Evernote
有料会員になることにあんまりメリットを感じてはいなかったサービスではある。ただプレミアム会員1年分無料が何かで当たって、使い始めたところでScanSnapと連動して使うようになり、その便利さに手放せなくなったサービスでもある。
何が便利かといえば、スキャンした書類をなんでも文字検索できることだ。ScanSnapで読み込むと自動的にEvernoteに同期されて、ついでに文字として処理されるようにしている。このおかげで自分自身のこと、家のこと、なんでもEvernoteかGoogle Driveで検索したら情報が出てくるようになったので出先でも困ることがない。困るのはスキャンを忘れているときだけだ。
ものをなくしがちな自分にとって、検索すれば出てくるというのがどれだけ人生を豊かにするか言葉に尽くしがたい。
[ときめき度] ★★★★☆
8. Apple Music
Amazon Echoが家にあるのでAmazon Music Unlimitedを登録しているが、部屋でしか使えないので使い勝手が悪い。そこで新たに登録したのがApple Musicだ。
最近人気の歌みたいなのが全部入っているわけではないけれど、例えば自分が好きなポルノグラフィティの歌なんて全部聞けるし、気になっていた洋楽もなんとなく楽しむことができるし、うっかりとってもときめく音楽に出会うこともある。音楽サブスクサービスって最高だなぁ。アニソンがもっと増えたらいうことはないなぁ。
[ときめき度] ★★★★☆
そうだ、Amazon Music Unlimitedの登録をやめよう。
[ときめき度] ★☆☆☆☆
9. freee
確定申告でお世話になっているサービス。これがなければ確定申告とかできていなかった自信があるのでありがたい。昨年からはマイナンバーカードさえあれば、freeeから確定申告できて楽々だ。
使い勝手は正直ときめきを感じないが、これのおかげで平和な期末を過ごせていることは間違いがないので、今後にひとまず期待していきたい。
[ときめき度] ★★★☆☆
10. はてなブログPro
メインブログのサービスとして利用している。UIも使いやすいし、ときめかないこともない。
noteみたいな段落ごとに入力欄が分かれているのも使いやすいとおもうけど、これが使いやすいのは「直接その場に書き込むとき」だけで、一旦別の場所にテキストをガーッと書いてしまってあとから貼り付ける、というフローには向いていない。
ただせっかく登録しているわりには最近記事をかけていないからがんばろう。
[ときめき度] ★★★☆☆
ときめき≠便利
つらつら書き出していって感じたことは「これが使いたくて使う!」を決めるのはときめきだけど、条件に照らし合わせてマッチするものを選んで使うのは「便利かどうか」なんだなということ。
恋なのかマッチングアプリで条件検索するのかの違いにも似ているのかもと考えるのはいささかロマンチックがすぎるのでまぁ置いておいて。
なんでもかんでも無料で使いたいと考えているわけではないし、使った結果ものすごくときめきが得られるなら有料でもどんどん利用したい。せっかくときめき度を洗い出したので、★3〜2のものは今後もっとときめく条件がいいもの出たら乗り換えるのもありかもな。
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