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全日本プロレスジェラシックウォーズ 第1回

全日本プロレスジェラシックウォーズ 第1話
NWAの呪い
シカゴの貧乏くさいアパートの一室でEC3ことイーサン・カーター3世が2人の大男達から報告を受けていた。
オディンソン「いやはや全日本プロレスは思いの外衰退してませんでしたね」
パロウ「これじゃあ天下のNWA本部の方が貧乏くさいでゲス」EC3「バカは黙っとけって!お前らが世界タッグのベルトを持ち帰りさえすれば格好もついたはずなんだからね」
オディンソン「トホホ。これじゃあWWEやECWとの差は開くばかり」
パロウ「オールジャパンを手に入れて全米に打って出る計画なんて夢の夢でゲスな」
EC3「もーう今からオーナーが来るからね」
そこにギターを片手に入ってきたまる坊主の男こそNWAの新オーナー、ビリー・コーガンであった。
ビリー「ヘイ!ファンキーで愉快な3人組の諸君。元気してたかい?」「今日は諸君にやってもらいたいことがあるよん」
オディンソン「ボス!今回は斉藤ブラザーズに負けてしまってすみませんでした」
ビリー「それは全日本プロレスTVで見たから。別に怒ってないよん」「それよりWWEミュージアムの地下に歴代のチャンピオンやスーパースターのDNAが保管されている話は知っているかい」
EC3「えーっ、そんなことが……」
ビリー「諸君に頼みたいのはそれを盗んできてもらいたいのさー。よろしくー」
なんと恐ろしい大計画。NWAの新オーナー、ビリー・コーガンはマッドサイエンティストと手を組んで歴代チャンピオンやスーパースターのクローンを作り世界マット界の征服を企んでいたのであった。
そして真っ先に狙われたのが全日本プロレスの制圧である。危うし全日本プロレス。どうなる全日本プロレス。

始まりました。新連載。
これから宜しくお願いします。

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