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きらら短歌10首

  下を向いて歩こう

歌うたい寒空の下にひとりいて海との唱和を聞いていたから

水着着て三月の海に飛び込めば緑の石が招くしあわせ

シーグラス夜明けの前の青色の空にかざして緑色なる

計るとも計らずともある友情は眼に見えないけどレアリティ高

転勤を重ねて世界ひろがれど美浜がいればそこが故郷

夕焼けを集めて明日の道筋をマンホールにみる円月の島

ハワイにも似てる白良ヶ浜に来て海に雪月河豚もわくてか

科学部と一緒のビーチコーミング三人いれば海も楽園

パンダパン四つ葉クローバーフクロノリ娘の日々が浮かぶコーヒー

貝に穴ペンダントにしておそろいでこれからどんな旅をするかな?



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