ドラマ日記『こっち向いてよ向井くん』(第3話)
33歳の会社員・向井悟(赤楚衛二さん)は、仕事もできるいい男なのに、気がつけば10年恋をしておらず。久しぶりに恋をしようと試みるのだが…恋愛の仕方を忘れちゃってる“恋愛迷子”男子の物語『こっち向いてよ向井くん』の第3話。
フラれてばかりの向井くん、恋愛をすっ飛ばしていきなり結婚!?3年前に会ったきり音沙汰もなかったチカ(藤間爽子さん)から突然連絡をもらった向井くんは、いきなり結婚を申し込まれて頭の中がキャパオーバー!だって俺たち、3年前に…。
毎回ゲストヒロインが替わる本作。初回が田辺桃子さん(23歳)で、第2話が久間田琳加(22歳)で、第3話の藤間さんが28歳。ちなみに赤楚さんが29歳。今回は単なる恋愛ではなく、結婚がテーマに入ってきたので、年齢的なバランスを取ったのでしょう。
藤間さんと言えば、『silent』で主人公・紬(川口春奈さん)の親友・真子を演じました。紬に別れを切り出した湊斗(鈴鹿央士さん)に真子が言った「女の子をキラキラさせる男ってすげえなって思ってたんだけど、ぽわぽわさせるのもね、なかなかの才能だと思うけどね。」のセリフが有名かな。
婚活に疲れたチカが思い出したのが、一度だけ寝て不快ではなかったけれど、その後が続かなかった向井の存在。0から始める婚活ではなく、最低限クリアできているところから、結婚を前提に恋愛を始めてもいいのでは、というチカなりの結婚観。
向井の場合、恋愛の延長線上に結婚があるというオーソドックスな結婚観なので、当然戸惑うわけですが、坂井戸(波瑠さん)に相談したり、チカの「結婚は変化であり、冒険として楽しみたい」という考え方に接する中で、チカとの結婚に前向きに。チョロいな、向井くん(笑)。
一方、妹の麻美(藤原さくらさん)と夫の元気(岡山天音さん)の間には隙間風。結婚して変わってしまった元気に不満な麻美。ついに「結婚やめよう」と言い出し。結婚後の変化を良しとするのか否か、対比的に描いた第3話でした。
余談:前回の『日曜日の初耳学』のゲストは、ドラマ『VIVANT』に主演中の堺雅人さん。本当は官僚を目指していたという堺さんが饒舌に話しまくり。あまりの歴史オタクぶりには笑いました。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?