ドラマ日記『彼女はキレイだった』(初回)

冴えない太っちょ少年からイケメンエリートになった宗介(中島健人さん)と、優等生の美少女から残念女子になった愛(小芝風花さん)。二人の“すれ違う初恋”の行方を描く胸キュンラブストーリー。『彼女はキレイだった』(初回)。韓国ドラマリメイク作としては成功の予感。

子供の頃、美少女でクラスの人気者だった愛(子役:白水ひよりさん)は、今やすっかりダサくなった自分の容姿や、うまくいかない人生に落ち込む。ある日、17年前にアメリカへ引っ越した初恋の相手・宗介(子役:高木龍之介さん)から、「帰国するので会いたい」とメールが届く。

華やかな親友の梨沙(佐久間由衣さん)を替え玉にすることで、宗介との再会を一旦は乗り切ったものの、就職した会社で再び再会。しかし、宗介は愛に気がついておらず、厳しくて…という展開。ラスト、英国にいるはずの愛(=梨沙)と宗介が日本でバッタリという、次週への引きが上手い。

原作は未見ながら、ネットの反響によれば、かなり原作に忠実らしく。また子役の再現度も高いと。ちなみに、イヤホンから流れる「カノン」は原作からの改変とか。同じく中島さん主演の韓国ドラマリメイク『未満警察』は途中で挫折しましたが、今回は最後まで完走できそうな初回の出来。

小芝さんがどうやっても残念女子には見えないとか、パワハラ・モラハラが酷いなどの突っ込み点はありつつも、もはや堂々たる主演ぶりの小芝さんの演技が光ります。梨沙や拓也(赤楚衛二さん)含め、メイン4人のキャラがしっかりしていて、安心してみられそうです。


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