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ドラマ日記『ドクターX』&『SUPER RICH』(初回)

フリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉涼子さん)が、病院組織を舞台に突き進む姿を描いた医療ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』第7シリーズの初回。世帯視聴率19.0%と、相変わらずの高視聴率スタート。

海外で呼吸器外科医・一木蛍(岡田将生さん)と出会った大門は、参議院議員・一橋由華(冨永愛さん)が主催するパーティーで一木に再会、その矢先、一橋が倒れる。未知子は一木と共に、緊急オペを断行しようとするが、そこへ、内科部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎さん)が出現して…⁉

前作が2019年ということもあり、今回は当然あの感染症が設定に盛り込まれ、大門自体がこの2年間の中で、NYでのパンデミックの医療現場にいたという経験を経ていた上、病院も例の感染症優先で、内科と外科の対立が起きているという状況。

議員は大門が見事に手術で救ったものの、その後一木がラッサ熱感染。手術した大門も倒れるというシリアスなラスト。とはいえ、常連組の『ドクターX』仕様な過剰な演技や、内科陣の御意ポーズなど、全体にコミカルで、気楽に楽しめる医療ドラマとして、今期も独走しそうです。

孤独な女社長(江口のりこさん)と、貧乏専門学生(赤楚衛二さん)が出会い、会社に襲いかかる困難を次々と乗り越えて前へと進んでいく超高層ジェットコースタードラマ『SUPER RICH』の初回。

ベンチャー企業「スリースターブックス」を立ち上げて、成功した氷河衛(江口のりこさん)。そんな会社ののインターン採用試験日。田中リリカ(志田未来)、豪徳尊(板垣瑞生)たち学生が、試験場に集まっている。その頃、春野優(赤楚衛二)も、試験を受けるために向かっていたが…。

孤独な女社長とは言いながら、優秀な秘書の宮村(町田啓太さん)や電子書籍編集部の碇(古田新太さん)など、信頼できるスタッフに囲まれている上、衛自体に血の通った人間味があり、江口さんがまさにはまり役。

そんな衛が絶大な信頼を寄せていた一ノ瀬(戸次重幸さん)が原因で会社が傾き、かつ会社の金を持ち逃げ!?投資家への違約金を支払うために、全財産を失くした衛という、まさに超高層ジェットコースタードラマ。優との、一杯のかけそばならぬ、一杯のラーメンシーンに救われました。


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