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ドラマ日記

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日々、視聴している連続ドラマの感想を集めています。
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2024年4月の記事一覧

ドラマ日記『ブルーモーメント』(初回)

甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かう主人公・晴原柑九朗(山下智久さん)らSDM本部(特別災害対策本部)メンバーが奮闘する物語『ブルーモーメント』の初回。 晴原柑九朗は“ハルカン”の愛称で報道番組のお天気コーナーに出演する、気象庁気象研究所の研究官。彼の研究室に雲田彩(出口夏希さん)が派遣としてやってきた。晴原は、初対面の雲田に辛辣な態度を取り、クビにしようとする。だが、雲田も海外仕込みの負けん気を発揮し

ドラマ日記 『Destiny』&『くるり〜誰が私と恋をした?〜』(第3話)

横浜地方検察庁中央支部の検事・西村奏(石原さとみさん)が封印したはずだった、青春時代の「光と影」。抗えない運命の中でも、自分の意志を貫いて突き進む奏の姿を描く、20年の時をかけたサスペンスラブストーリー『Destiny』の第3話。 検事の奏は、真樹(亀梨和也さん)と真樹の父・浩一郎(仲村トオルさん)が言い争う姿を目撃。真樹の言葉が心に引っかかる奏は、自身の亡き父・英介(佐々木蔵之介さん)が最後に担当した事件を調べ始め、父の死と12年前の友人・カオリ(田中みな実さん)の事故が

ドラマ日記『アンメット』(第2話)&『ミス・ターゲット』(初回)

“記憶障害の脳外科医”という前代未聞の主人公・川内ミヤビ(杉咲花さん)が、変わり者の脳外科医・三瓶友治(若葉竜也さん)と出会い、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』の第2話。 三瓶友治の助手として、記憶障害の川内ミヤビが手術に参加したことは大きな波紋を呼び、ミヤビの主治医である大迫紘一(井浦新さん)は、「危険極まりない行為だ」と院長の藤堂利幸(安井順平さん)に猛抗議。看護師長の津幡玲子(吉瀬美智子さん)

ドラマ日記『光る君へ』(第16話)&『アンチヒーロー』(第2話)

平安時代、京に生まれたまひろ→紫式部(吉高由里子さん)。数歳年上の藤原道長(柄本佑さん)とは、少女の頃に知り合い、惹かれ合うも、身分差に阻まれ。別の男性と結婚するも死別。娘を育てながら、「源氏物語」を書き始める大河ドラマ『光る君へ』の第16話「華の影」。 都でも疫病がまん延。心配する一条天皇(塩野瑛久さん)をよそに、気にもとめない道隆(井浦新さん)。ある日、まひろに父母を探すたね(竹澤咲子さん)が助けを求める。 一条天皇と親密さを増す中関白家ですが、伊周(三浦翔平さん)は

天国から地獄~恋愛フラグからの父逮捕…今週の『虎に翼』

日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった女性・猪爪寅子(伊藤沙莉さん)とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追い詰められた女性たちを救っていくリーガルエンターテイメント、朝ドラ『虎に翼』の第4週「屈み女に反り男?」。 「屈み女に反り男」とは「女は少しうつむき加減にしている姿が良く、男は少し胸を張った反り加減の姿が良いということ」の意味(ことわざ辞典から引用)。 寅子たちが明律大学法学部に進学した月曜日。どんな試練が待ち受けているかと思いきや、バンカ

ドラマ日記『花咲舞が黙ってない』(第2話)&『東京タワー』(初回)

メガバンク東京第一銀行を舞台に、銀行の古い体質や不条理に黙ってられない花咲舞(今田美桜さん)が、毎回支店や本部で巻き起こる事件や不祥事を、スッキリズバッと見事に解決していく痛快銀行エンターテイメント『花咲舞が黙ってない』の第2話。 芝崎次長(飯尾和樹さん)が受けた“たそがれ研修”は中年行員に「自立して生きろ」と引導を渡す研修。昨年は暴れた受講者・畑仲(三宅弘城さん)がいた。そんな中、赤坂支店でコーヒーチェーン白石珈琲の出店情報が流出! オマールカフェCEO・雲井英一郎(浜

新ドラマ『Shrink―精神科医ヨワイ―』&『3000万』&『甘やかし婚』

中村倫也さんが主演し、土屋太鳳さんと共演するNHK土曜ドラマ『Shrink―精神科医ヨワイ―』が、8月31日からスタート。七海仁&月子さんの漫画原作で、脚本は『猫弁』シリーズの大山淳子さん。 のんびり屋だけどめちゃくちゃ優秀な精神科開業医・弱井幸之助(中村さん)と、一言多いけど思いやりに溢れた看護師・雨宮有里(土屋さん)が、ひだまりのような笑顔であなたのご来院をお待ちしている「観るカウンセリング」ドラマ。 安達祐実さんと青木崇高さんが共演するNHK土曜ドラマ『3000万』

ドラマ日記『9ボーダー』(初回)

19歳の大庭八海(畑芽育さん)、29歳の大庭七苗(川口春奈さん)、39歳の成澤六月(木南晴夏さん)…各年代のラストイヤー“9ボーダー”。3姉妹がモヤり、焦りながら、自分の生きる道を模索するヒューマンラブストーリー『9ボーダー』の初回。 飲食業界で働く29歳の七苗。順調にキャリアアップするも、仕事に打ち込むあまり恋愛からは遠ざかっていた。そんなある日、突然父が失踪。それを機に、夫と4年間別居中の39歳長女・六月と、高校卒業後ダラダラと目標もなく過ごす19歳三女・八海の9ボーダ

やっぱり多め…春ドラマの「掛け持ち」俳優

かつては同じクールの連ドラには「掛け持ち」しないことが暗黙のルールだったようですが、近年はドラマ枠が増えたこともあり、「掛け持ち」俳優・女優も増えました。同クールだと、違うキャラで混乱するという意見もありますが、例えば前クールの本郷奏多さん。 『消せない「私」-復讐の連鎖-』と『アイのない恋人たち』でメインキャストだったほか、大河ドラマ『光る君へ』にも同じタイミングで出演。『アイのない』の童貞役と『光る君へ』の好色な花山天皇の演じ分けが見事で、「掛け持ち」俳優にはそうした楽

ドラマ日記 『約束 ~16年目の真実』(第2話)

かつて連続殺人事件により、全てを奪われた女性刑事・桐生葵(中村アンさん)が、故郷に戻り、“過去の真相”に迫る時、再び“事件の歯車”が動き出す心理サスペンス『約束 ~16年目の真実』の第2話。 葵は、口にビー玉を詰められた梅崎若菜(向里祐香さん)の遺体を発見。香坂(横山裕さん)をはじめ捜査第一係は、16年前の事件の模倣犯だと考えるが、葵は反論する。そんな中、恵(佐津川愛美さん)と天草(森永悠希さん)、桃(織田梨沙さん)から、葵は16年前のある真実を明かされて。 細田善彦さん

新ドラマ『ブラックペアン シーズン2』&『さっちゃん、僕は。』

二宮和也さん主演の『ブラックペアン シーズン2』が7月スタート。2018年に放送された前作から6年ぶりの続編。作家で医師の海堂尊さんのブラックペアンシリーズの『ブレイズメス1990』と『スリジエセンター1991』が原作で、脚本家は現在のところ未発表。 この世でただ一人しかできない心臓手術のために、モナコには世界中から患者が集ってくる。天才外科医の名前は天城雪彦。カジノの賭け金を治療費として取り立てる放埒な天城を日本に連れ帰るよう、佐伯教授は世良に極秘のミッションを言い渡す、

ドラマ日記 『Destiny』&『くるり〜誰が私と恋をした?〜』(第2話)

横浜地方検察庁中央支部の検事・西村奏(石原さとみさん)が封印したはずだった、青春時代の「光と影」。抗えない運命の中でも、自分の意志を貫いて突き進む奏の姿を描く、20年の時をかけたサスペンスラブストーリー『Destiny』の第2話。 検事の奏は、大物政治家の息子が絡む違法薬物売買事件を担当していた。事件の注目度が高まる中、被疑者は犯行を否認し、焦った奏は帰宅後も仕事を続けていたところ、恋人の貴志(安藤政信さん)から突然プロポーズされて…⁉ 12年前に亡くなったカオリ(田中み

ドラマ日記『滅相も無い』&『買われた男』(初回)

舞台は、巨大な“穴”が現れた日本。その“穴”入るか悩む8人の男女が、“穴”の教祖・小澤(堤真一さん)のルールに従い、お互いの人生を語り合うオリジナルSF群像劇『滅相も無い』の初回。 12月1日。リゾート施設に、8人の男女が集まっている。彼らは、小澤をリーダーとする団体の信者たち。小澤の説くルールでは、穴に入る前に、それぞれの理由を話し、記録しなければならないのだ。 話す順番は、入る予定が早い順となった。 深夜ドラマにも拘らず、主演級の俳優が多数出演する意欲作。初回を見た限

「怒り」と「弱音」…今週の『虎に翼』

日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった女性・猪爪寅子(伊藤沙莉さん)とその仲間たちが、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供や追い詰められた女性たちを救っていくリーガルエンターテイメント、朝ドラ『虎に翼』の第3週「女は三界に家なし?」。 「女は三界に家なし」とは「女は幼少のときは親に、嫁に行ってからは夫に、老いては子供に従うものだから、広い世界のどこにも身を落ち着ける場所がない」の意味(「コトバンク」から引用)。 寅子が2年生となり(1933年)、「明律大学女子部」